
毎月もらう給与明細、「手取り額」だけを見て終わっていませんか?実は、同じ給料でも月によって手取りが変わる原因の多くは、所得税や住民税の仕組みにあります。とくに6月や年末は、税金の金額が大きく変わりやすい要注意のタイミング。この記事では、給与明細のどこをチェックすればいいのか、所得税と住民税がそれぞれ「いつ・なぜ」変動するのかを、会社員向けにやさしく解説します。税金の基本を知っておけば、急な手取りの減少にも慌てずに対応できます。
所得税・住民税は給与明細の「控除」をチェック

毎月もらう給与明細を見ると、いろいろな項目があります。毎月「差し引き支給額(手取り金額)」のところだけ見ている、という方もいるかもしれませんね。所得税や住民税は、給与明細の中の「控除」というカテゴリに記載されているので、確認してみてください。
所得税も住民税も、個人の所得に応じて納める税金
私達が暮らしている上で負担している税金には、消費税や酒税などいろいろなものがあります。そのなかで、所得税と住民税は、どちらも個人の所得に対してかかる税金です。ではどうして2種類の税金がかかるのでしょうか?
所得税と住民税は、以下のようにそれぞれ納める先が異なります。そのため異なる金額が異なる基準で天引きされているのです。
・所得税は国に納める税金(国税)
・住民税は地方自治体に納める税金(地方税)
ではそれぞれの特徴や違いをもっと見ていきましょう。
