衆院選の公示が2026年1月27日に迫る中、ニコニコ動画主催のネット党首討論が1月24日に配信され、各党の党首が外交・安全保障などをめぐり論戦を交わした。

衆院解散直前に立憲民主党と公明党の前衆院議員が合流して結党された中道改革連合の立ち位置をめぐり、与野党から相次いで突っ込まれる場面もあった。
「日米同盟おろか、日本の安全を守ることもできません」
討論会では、高市早苗首相(自民党総裁)、野田佳彦・中道改革連合共同代表ら、各党代表が出席した。
話題を集めたのは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設問題をめぐる、高市氏から野田氏への質問だった。
高市氏は「日米同盟は外交保障の基軸というところは一致しているんだろうと思う」とした上で、「普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古への移設については、どういうスタンスを取られるのか?」と質問した。
「公明党は辺野古移設を支持する立場、賛成派だった」とした上で、「立憲民主党は辺野古の建設中止のお考えであったと思う」と指摘。「ここに確固たる方針がないと、日米同盟おろか、日本の安全を守ることもできませんので、どうしてもここは確認させてください」と迫った。
「沖縄県民の声をしっかり踏まえながら対応していく」
野田氏は「公明党、そして立憲民主党、それぞれ沖縄県の中では活動しているので、従来のご主張をされていると思う」と説明。
そうした上で、「今新しい政党を作った共通点というのは、沖縄県民の声をしっかり踏まえながら対応していくというところが、今最大公約数だという風に思う」とした。
社民党の福島瑞穂党首が「辺野古の新基地建設は、賛成ですか? 反対ですか?」とやや怒ったような表情で切り込むと、野田氏は「我々は、慎重な立場であるということです」と回答した。
福島氏率いる社民党は、立憲と公明による中道改革連合の結成を受け、参院での立民との統一会派からラサール石井副党首と共に離脱することを表明していた。