脳トレ四択クイズ | Merkystyle
医師はいつから「偏差値エリート」になったのか。勉強のできる医師はこうして作られた

医師はいつから「偏差値エリート」になったのか。勉強のできる医師はこうして作られた

◆●ゲームの勝者に高額の報酬が支払われるようなシステム

最後にもうひとつ、英語を忘れてはなりません。治療法の特許を取るためには、英語で論文を書く必要があるからです。

こうして、勉強がひと通りよくできる、頭のすごくいい人たちを医師にするように、ルールが変わっていきました。

皆さんも、高校や大学に入学するために受験勉強をしたと思います。あれは何かというと、ゲームのようなものです。ひたすら勉強をして、勝った人たちだけが入学し、負けた人たちは落ちます。

日本はもともと、こんな勉強の仕方をしていませんでした。

寺子屋で、大学受験をするために勉強していたのでしょうか? 読み書きそろばんという実学と、それから生きるうえで必要な、道徳や倫理といったものを学んでいたのではなかったでしょうか。また当然、剣道のような武道も学んでいました。これは魂の鍛錬と言えるでしょう。
そんな生活がいつの間にか、医師という地位やお金持ちになるために競争するというルールに支配されてしまったのです。

ゲームの勝者に高額の報酬が支払われるようなシステムに社会を設計し、医師はお金持ちの代表格のような職業になっていきました。

【吉野敏明】
1967年生まれ。神奈川県横浜市出身。1993年岡山大学歯学部卒業、歯学博士。日本歯周病学会歯周病専門医・指導医。精神科病院理事長、一般病院理事長を歴任。医療問題アナリストとして医療費問題の実態に向き合い、臨床現場と統合医療の実践から現代医療が抱える構造的問題を明らかにしてきた。日本人の命と健康を守る真実の医療を提言すべく、政治団体・日本誠真会を設立し、党首を務める。
配信元: 日刊SPA!

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