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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.108 ブング・ジャム注目の最新ボールペン その1

【連載】月刊ブング・ジャム Vol.108 ブング・ジャム注目の最新ボールペン その1



本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、ブング・ジャムのみなさんが注目する最新ボールペンを取り上げます。

第1回目は三菱鉛筆の「ピュアモルト ジェットストリームインサイド シングル」です。
(写真左からきだてさん、他故さん、高畑編集長)*2025年11月7日撮影
*鼎談は2026年2月27日にリモートで行われました。



「ジェットストリーム」の完成形

ピュアモルト1.jpg「ピュアモルト ジェットストリームインサイド シングル」(三菱鉛筆)ウイスキーを熟成した樽(たる)材をペン軸に再利用した「ピュアモルト」シリーズをリファインし、“クセになる、なめらかな書き味。”の「ジェットストリーム」リフィルを搭載した、新設計のペンを2025年12月に新発売。ナチュラル、ダークブラウンの2色で、税込4,180円。「ピュアモルト ジェットストリームインサイド 多機能ペン 4&1」も同時発売。*関連記事


――今回は、皆さんの気になるボールペンを3点ピックアップしました。まずは「ピュアモルト ジェットストリームインサイド シングル」です。「ジェットストリーム」じゃなくて、「ピュアモルト」のシリーズになるんですかね?

【高畑】立ち位置的には「ピュアモルト」で、「ジェットストリームインサイド」だよね。三菱ってどっちかっていうと「ピュアモルト」とか「アルファゲル」とかが前につくんだよね。で、そっちがブランドのメインになっていて、ジェットストリームはそれに入ってますよっていう。だから、「ジェットストリームシリーズ」っていう立ち位置よりは、「ピュアモルトシリーズ」っていう立ち位置に一応なってる。

――そうですね。「ラミーサファリ ジェットストリームインサイド」的な感じですね。

【高畑】そうそう、全部そんな感じ。三菱って「これ一緒にしないんだ」と思うことがよくあるんだけど。「アルファゲルスイッチ」も、アルファゲルにクルトガが入ってる。

【きだて】三菱の考え方としては、エンジンユニットなんだよね。だからクルトガはクルトガエンジンだし、おそらく同様にジェットストリームエンジンなんだよね。

【高畑】だから、車種とは別なんだよね。

【きだて】そうそう。そういう捉え方はわりと筋が通ってて分かりやすいよ。

【高畑】いいと思う。

【他故】なるほどね。

【高畑】別に、どの立ち位置でも構わないっちゃ構わないんだけど、僕の中ではやっぱり「ジェットストリーム」なんだよね。どうしてもそんな感じはしてしまう。

【きだて】まあ、結局は使う方はそれを求めて買ってんだろうっていう話ではあるんだけどね。

【高畑】ああそうね。だからピュアモルトシリーズも色々あるんだけど、今回はピュアモルトのシングルで、ツイストじゃなくてノック。ノックで、ピュアモルトで、ジェットストリーム芯が入っていて、でブラックとナチュラルがあるんだけど、僕が持ってるのはブラックっていうか、ダークブラウンという名前かな?

【他故】そうだね、ダークブラウンだね。

【高畑】で、ジェットストリームが入っている高級軸モデルを俺は色々集めてるというか、出ると買うんだよね。例えば、「ポスタルコ」のやつがこれまでは割と最高にいいなと思ってたんだけど(こちらの記事を参照)。

【他故】ああ、あったね。

【きだて】1万円ぐらいするやつだっけ?

【高畑】そうそう、鉛筆型のやつね。そのキャップ式の「ポスタルコ」が、バランス的にはまあ良いかなっていうのがあったりとか。あとは、もちろん「ジェットストリームプライム」もあるじゃない。だけど、決定打に欠けるというかさ…。あ、そうか、きだてさんはジェットストリームがあんまり得意じゃないのか。

【きだて】そう。だから「あ、もうなんならこの話に関しては割と“嫌い”を通してやろうかな」ぐらいの感じですよ。

【他故】ははは(笑)。

【きだて】木軸も好きじゃなければジェットストリームも苦手っていう(苦笑)。

【高畑】他故さんはジェットを使わないの?

【他故】使わなくはないよ。いくつかは持っていて使ってるけど、新製品が出たら全部試すっていうほどではないので。

【高畑】要はね、ジェットストリームのちゃんとした軸のものを持ちたいっていうか。「4&1」は多機能で便利だからいいじゃんっていう話なんだけど、書くための単体のボールペンとして「これ」っていう軸がなかったんだよね。

【他故】ほう。

【高畑】「ジェットストリームプライム」は、俺は合わなくて。繰り出し式のやつも、いいっちゃいいけど、割と細くて後ろ重心なので、あんまりしっくりきてなかったんだよね。で、ちょうどいいのないなと思って。多色は多色で、先端が斜めに出てくるしさ。だから本当に書く方向に全振りしたジェットストリームって、それこそこの間のラミーに入ったやつがあるけど、でもあれはラミーじゃんって思っちゃう。

【他故】まあ、そうだね。

【高畑】三菱のジェットストリームで「これがいい」っていうのないの?って思ってたら、これがなんかしっくりきた。

【他故】なるほど。

【高畑】自分の中ではジェットストリームの軸物としては、かなりいいと思って。「クルトガ」はまだラミーのが出てないから、今のところ「クルトガメタル」がクルトガの完成形だと思ってるのね(※対談収録時点ではまだ「LAMY safari KURUTOGA inside」は未発売でした)。で、ジェットは今のところこのピュアモルトが完成形だなって思っているので、「ああ、いいのが出たな」って。

【きだて】ジェットストリームじゃないピュアモルトのシングルは触ったことあるんだけど、重たくない?

【高畑】そんなに重くないよ。

【きだて】そう? 何かそういうイメージがあった。その時にたまたまそう感じただけかな。

【高畑】ピュアモルトは全体的に滑るんだけど、これはまあまいいよ。21.58gなので別に軽くはないけど、使っていてちょうどいい重さ、ちょうどいい大きさで、高級感もちゃんとあって、余計な石が付いてなくて。

【きだて】石はもうソッとしといたれ(苦笑)。

【高畑】ノックもちょうどいいし。「プライム」のツイストのやつは、実用品としてはツイストがちょっとめんどくさいなと思うんだよね。

【他故】それはね。

【高畑】「ジェットストリームプライムシングル」は、あとノックもいまいちな形なんだよねって思って乗り切れなかったところに、案外いいバランスのシックなかたちで出てくれたので、嫌味がなくていいなと。特に、このダークブラウンの方は、クリップも黒いしね。で、ナチュラルは口金とクリップが目立っちゃうので、僕はナチュラルの方はあんまり色が好きじゃなくて、でこっちだなと思って。

【他故】なるほど。

【高畑】値段もそんな高くないんだよ。

――税込で4,180円ですね。

【高畑】4,000円ぐらいだから、今のボールペンとしたらまあ安い方っていうか、プライムとしても全然高くないし。

【きだて】ジェットストリームインサイドのシングルは、軸の中央にリングがはまってるやつだよね?

【高畑】うん。

【きだて】ピュアモルトで、リングがはまってないストンとした木のやつなかった?

【高畑】あったっけ?

【きだて】それがちょっと見た目はいいなと思ってたんだけど。

【他故】ああ、あるね。「オークウッドプレミアムエディション」っていうやつだ。

【きだて】プレミアムエディションか、別なんだ。

【他故】何十年もウイスキーの樽として使っていたオーク材で作ってるっていうシリーズだろ。あれは真ん中にリングがない。

【きだて】はいはい、樽材のやつだ。

【他故】そう。

【きだて】ジェットストリームのやつもリングがジャマだなと思ってたから、今文具王のブラックを見たら、リングが全然目立たなくてそれはいいな。

【高畑】そうなのよ。オークウッドのやつって、前後が細くなってツルンってしてるやつ?

【きだて】そうそう。

【高畑】それだと口金とかが銀色じゃん。

【他故】うん、まるっきり銀色だね。

【高畑】それがわりと目立つのが、こっちはいい感じに落ち着いてくれてて、僕はこの色が好きなのね。形も落ち着いてるし、これで4,000円でしょ。納得のいく軸っていうのがなかなか今までなかったんだけど、これはアリだなと思って。バランスとか、持った時の太さも、「ジェットストリームプライム」もそうだし、ぺんてるの「エナージェルフィログラフィ」とかもそうなんだけど、個人的にはちょっと細過ぎるんだよね。重たいのに細いから、ちょっと扱いづらくて。重たいのに、細くて後ろが重いんだよ。どれかせめて直してほしいみたいな感じのバランスなので、俺個人としてはこのぐらいちょっと太めで、そんなに重くなくて、見た目も全体的に落ち着いてるので、高級軸のジェットストリームって他に選択肢ないなぐらいの感じで、僕これがいいなと思います。

【きだて】ジェットストリームというか、低粘度油性の書き味って、基本的に樹脂軸だと軽過ぎて辛いっていうのがあって。

【高畑】ほう。

【きだて】やっぱ軽いと走り過ぎちゃう。コントロールのためにはある程度自重あった方がいいなと思ってたんだ。そういう意味で、20g強でジェットというのはむしろ悪くないのかなという気はちょっとするんだけど。

【高畑】これは、ほぼど真ん中重心なんだよ。

【きだて】リングより手前なんだね。

【高畑】普通に真ん中。後ろでも前でもないから、逆にクセがない。全てがちょうど中心に寄ってるというか、重さもまあいいし、太さもまあいいしで、ノック式で便利で、デザイン的には落ち着いてて、高級感もありつつ、もちろんジェットストリームの書き心地で。ジェットストリームっていう縛りの中で考えると、シリーズの中でどれが1番お勧めっていったら、今だと俺はこれがおすすめなのね。

【他故】なるほどね。

【高畑】あとね、リフィルがスタンダードと同じ芯なんだよ。だから安い。で、どこでも絶対売ってる。こういう軸って、多機能用とかメタルの芯が入ってたりするじゃん。でもこれは1番安いやつが入ってるんだよね。俺的には、いつものジェットストリームの感じで全然悪くない感じがする。

【他故】はいはい。

【高畑】きだてさんの顔がずっと渋いのは、今回は低粘度油性が続くからなんだろうけど。

【きだて】まあまあ、それはそうなんだけど(苦笑)。

【高畑】ジェットストリームのスタンダードは確かにいいけど、デザイン的にはやっぱり 150円のペンだし、ちょっと古いじゃない。だから、「ジェットストリーム ライトタッチインク」にボールペン総選挙の「OKB48」で負けたわけだけど(こちらの記事を参照)、今の時代の軸が要るかなって思う。それは100円じゃないやつ。逆に、ジェットストリームだったら他にどれ買うよ?って俺は思う。

【きだて】ジェットストリームで今足りてないのって、多分そこだよね。ジェットストリームブランドの中における「ユニボールワンF」 みたいなのはないのかよっていう。

【高畑】そうそう。でも「ワンF」って、安い方のすごくいいやつじゃん。それも欲しいけど、やっぱりプライムクラスのやつ。これだけ国民的ボールペンになったらさ、やっぱり大人がお金払ってもいいから使える軸が要るじゃん。

【きだて】プライムはプライムで、別に書きやすさに特化して作られてるわけじゃないじゃん。バランスもそんなに感心しないし。多分、今ジェットで語るんだったら、プライムで言うと回転繰り出し式シングルなんだろうけど。

【高畑】あれカッコいいんだけどさ、ちょっと細くて後ろが重いんだよね(※旧タイプをイメージしていました。現行の繰り出しシングルは約10㎜で持ちやすくなっています。重量は30gなので少し重く感じます)。

【きだて】あと、グリップがめちゃ滑るしね。

【高畑】ああ、そうそう。手の感じにもよるけどね。あれは俺も滑るけど、ピュアモルトの方はほとんど滑らないんだよね。なので、割とこのグリップはアリかな、みたいな。

【きだて】いやー、樹脂含浸材は見た目よりすべるからね。悪いけど俺が使うなら「プニュスパイラル」を巻くよ。

【高畑】プニュを巻いたら…、高級ペンとしては見た目も含めてそのまま使いたいっていうのはあるので。

【きだて】もちろん、台無しなのはそうよ。

【高畑】俺的には、プライムシングルは確かにカッコいいけど、普段使いはちょっとできないんだよね。繰り出し式もそうだし。ノックのやつもあるけど、ノックもなんか嫌なんだよ。だからようやく、俺的には「あ、ジェットストリームこれでいいじゃん」っていうのが何か腹に落ちたのがこれなんだよ。これは、それこそきだてさんと一緒に展示会を回ってた時に見たんだよね。

【きだて】うん、そう。

【高畑】その展示会で見て「割といいじゃん」と思って。出たタイミングで買ったんだけど、使ってみても腹に落ちるというか、納得感のあるボディだなと思うので。ジェットストリームをスタンダードでずっと使ってるのも悪くはないけど、せっかく「文具好きです」って言って使うんだったら。特に、ジャーナリング的な感じとかでいっぱい書くよと言うんだったら、まあこれかな。だから、シングルで許せるのはこれぐらいかなっていう。むしろジェットストリームで許せるのがこれぐらいなんだけど、俺は。

【他故】ええっ(笑)。

【きだて】それもだいぶ言い切ったな(笑)。

【高畑】ほら、ラミーが出てきて「ラミーはいいよね」ってなってるじゃん。いや、それはいいよ。でもそれはさ、ラミーにジェットストリームのエンジンを乗せた感がちょっと強いので。ピュアモルトは、三菱のバランスでできてるから。「ラミーがいいよね」って言っちゃったら、何だってラミーがいいってなっちゃうっていうのは良くないなとは思うので。そこは純三菱製でいきたいっていうところではあるよね。

【他故】うん、なるほど。

【きだて】俺があんまり反応良くないのは2人とも予想してたと思うんだけど、他故さんが思いのほか響いてないんだよな。それが気になるんだけどさ。

【他故】前もちょっと言ったと思うんだけども、そもそもが油性ボールペンは決して好きではないんですよ。油性ボールペンを持とうと思ったら、今は多機能のものじゃないと持たなくなっちゃってるのね。

【きだて】それは、仕事の用途的に?

【他故】やっぱり、手帳を書こうが、ノートを書こうが、必ず赤が必要だっていう使い方を今してしまっていて、黒のボールペン1本だけっていう持ち方をしてないんですよ。ただ、今文具王の話を聞いて、まず握って書いてみたいとは思った。それは間違いなくて、でその後シングルのボールペンを今買うのかっていうと、僕の中ではちょっとそのニーズが今弱くなっているっていうのがあって、二の足を踏んでる感じかな。

【高畑】なるほどね。

【他故】それは、あくまで僕が今そういう風に使ってるっていうだけで、しばらく経って「やっぱり使ってみたいな」と思う可能性はすごくあるのよ。これに関しては、ちゃんとしたインプレッションは何も知らなかったので。

【高畑】例えば、ピュアモルトも他のもあるけど、それぞれバランスが違うから、これはこれっていう感じで触ってみないと分からないというのはあると思います。僕は「OKB48」とかやってるから、単色の黒のボールペンも使うっていうか、触ってみるのは好きなので、日記書いたりとか色々とメモを書いたりするのに、単色ボールペンは使うんだよね。最近はわざと分けてるところもあって、「ジェットストリーム4&1」を使ってたら全部4&1になっちゃうから。あれはあれで便利なんだけど、シングルの方が書き心地感がすごいあるので、ペンそのものを楽しむっていう意味ではシングルの方が面白かったりする。使ってるフェーズとか用途とかにもよるから、それは他故さんの言ってるのもよく分かる。

【他故】僕も、使ってみないと分からないのは間違いないので。そのクラスのやつって、どこかで試し書きができるようなところがあるのかな?

【きだて】そのクラスだと、普通にガラスケースから出してもらうやつでは。

【他故】出してもらうしかないのかな?

【高畑】ペン先に樹脂玉が付いてないから書けると思うけど、まあ書かしてくれるかどうかっていう話ではあるけどね。それで逆に言うと、この雰囲気の選択肢がもうちょっとあってもいいじゃん。

【他故】あ、それはすごく分かる。

【高畑】サラサで言うところの「サラサグランド」があるわけだし。まあ、ジェットストリームだとプライムがあるんだけど、プライムが俺の中では何か嫌なんだよね。どれもちょっと微妙に釈然としないものをずっと抱えていたので。ちょっと後ろが重いのが嫌だったんだろうな。なので、これを書いてみて「あ、これならいける」って思って、ジェットストリームのシングルが俺の中ではやっと決定できたかなって感じ。

【きだて】価格とか雰囲気も含めて、ピュアモルトシリーズって基本的にギフト用だろうなというイメージがあったので。

【高畑】ああ、でもそうかもよ。

【きだて】でも、文具王が常用ペンとしてすごい推してくるのが面白いなと思って、ちょっと聞き入っちゃったんだけどね。

【高畑】ああ、そうかもね。

【きだて】あと、プライムがなんとなく釈然としないのって、ギフト色を出し過ぎてるっていうのがあって。

【高畑】そうかも。

【きだて】自分が常用する「いいペン」か?っていうと、ちょっと悩むね。

――でもこれのプレスリリースにギフトの写真が載ってるから。

ピュアモルト3.jpg【高畑】だから、これもギフトだと思うよ。なんだけど、ゼブラの「サラサグランド」ってサラサの高級品だけど、あれはギフトっていうよりはどっちかっていうと1,500円だし割と常用してる人が多いじゃない。自分用派の人が結構多い気がするのね。

【きだて】そんなイメージはあるね。

【高畑】だから、自分用で買うジェットで、「大人がちゃんとビジネスで使いますよ」感の軸っていうのはま当然いるなと思っていて。それがもちろんプライムなんだろうけど、でもプライムは確かにきだてさんが言うみたいにギフトとしては確かに華やかなカッコよさはあるけど、普段使うとなるとちょっとバランスが悪いかなと思うんだよね。

【きだて】だから本当に、プライムと普通のジェットとの間をつなぐ実用ペンが1本あるとヒットしそうな気はするんだけどね。

【高畑】欲しい。さっき言った「ワンF」の立場になるやつとかさ。「ワンF」じゃなくても500円オーバーで1,000円いかないぐらいの。

【きだて】500円から1,000円の間で出してくれるとちょっと面白いのかなと思うんだけどね。

【他故】そうか、そこはないんだな。確かにそうだね。

【きだて】ないんだよ。ていうか、今までそもそもなかったのを「ワンF」で出されて、みんなびっくりしちゃったわけだからさ。

【高畑】そうだね。これはこれでいいけど、そう考えるとこの間は確かに欲しいね。

【きだて】やっぱ4,000円はね、自分で買うにしては「うん?」ってなっちゃうよ。常用ペンとして。

【高畑】ラミーのジェットストリームがいくらだっけ?

【他故】同じぐらいかな。

【高畑】プレスリリースに参考価格で書いてあるのが3,630円。

【他故】本当だ。税抜3,300円か。

【高畑】だから、ラミーよりこっちの方がちょっと高い。

【他故】そうだね、ちょっと高いぐらいだ。

【高畑】ラミージェットって好きな人が買うやつじゃない。

【きだて】まあそうか。

【高畑】プレゼントじゃなくて、「俺が使う派」じゃない?

【きだて】まあ、それはそうかな。

【高畑】ラミーでも、ローラーボールじゃなくて、ボールペンの方かとか思って。まあ、それはそれでノックで便利なんだけどって思うけど。これはさすがに「三菱鉛筆のジェットストリームです」っていうよりは、ラミーのジェットストリームって感じはしちゃう。【他故】ははは、そうだね(笑)。

【高畑】やっぱり、三菱のデザインのボディは欲しいよね。さすがに、プライドとしても欲しいよね。

――さっき他故さんが言っていたみたいに、4&1とか多機能の方に行っちゃう人が多いんじゃないですか?

【高畑】多機能は結構いいボディあるんだよね。

【他故】たくさんあるんだよね。

【高畑】スリムの 3 色とかさ、なかなかいいんだよね。だから、多機能系はかなりいいのがいっぱいあるんだけど。

――今回ピュアモルトは4&1も一緒に出してますね。

ピュアモルト2.jpg【高畑】でも、そっちは何か取ってつけたみたいな感じなので、あんまり好きじゃないんだけど。

【きだて】取ってつけたって言うな(苦笑)。

【高畑】樽で作ったから偉いわけじゃないじゃんって思うんですよ。俺としては、別にウッドで作ったからいいんじゃなくって、ちょうどいいデザインと、重さとバランスはある製品だと思ったのね。これはウッドって作って、ウッドのためにちゃんとデザインされてるなと思ったので。「部品だけウッドにしました」みたいな安直さではないと思って、そのバランスがいいかなと。……今回は周りから共感がなかなか得られないな。

【他故】いや、俺が触ってないからだよ。

【高畑】他故さんには1回触ってもらいたい。

【他故】ちょっと触ってみます。

【高畑】実はこのペンだけ、今回の中では僕がどうしても入れたいって推したやつなので、それはあると思うんだけど、ただまあ自信をもってお勧めできるものではあるので、油性が嫌いじゃなければ1回使ってみてほしいなって感じで。

【他故】なるほど。

【きだて】そんな感じかな。

【高畑】あと、「ジェットストリームライトタッチ」のインクも入るよ。

【他故】リフィルはノーマルだからね。

――はい、一度試してみてくださいということで。

*次回は「フリクションスイッチ」です



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配信元: 文具のとびら

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