3.失敗しない洗面所の床材の選び方
洗面所は脱衣所を兼ねているケースが多く、床が濡れやすい環境です。一定の耐水性がある床材の中から好みのものを選びましょう。
| 床材 | 費用相場 |
|---|---|
| クッションフロア | 2,000円~4,500円/㎡ |
| フロアタイル | 6,000円~12,000円/㎡ |
| 複合フローリング | 8,000円~11,000円/㎡ |
| コルク | 6,000円~9,000円/㎡ |
①クッションフロア
洗面所の床材として最もよく使われているのが「クッションフロア」です。
塩化ビニール製のシート素材で、価格が安く、耐水性に優れています。木目・石目・テラコッタなど、様々なデザインを気軽に取り入れられることが大きな魅力です。
一方で、傷や凹み跡がつきやすく、経年に伴って変色しやすいのがデメリットといえます。
費用相場は、1㎡あたり2,000円~4,500円です。
②フロアタイル
フロアタイルは塩化ビニール製のタイル状の素材で、耐水性はもちろん、耐久性や高級感もある素材です。汚れやカビにも強く、水まわりに適した床材といえます。部分的な交換ができることもメリットでしょう。
ただし、クッションフロアのようなクッション性はないため、足元の硬さを感じることも。吸音性がなく音が響くこともあるので、下地材で遮音するなどの配慮が必要になることもあります。
費用相場は、1㎡あたり6,000円~12,000円です。
③複合フローリング
複合フローリングは、他の部屋と床材を揃えることで、ナチュラルで統一感のある住まいになります。
しかし、木質系素材は水に弱いため、洗面所で使用する場合は防水性のあるフローリングを選ぶことがポイントです。
また、防水性のあるフローリングでも、こまめに水を拭き取り、長時間濡れた状態で放置しないようにしましょう。
費用相場は、1㎡あたり8,000円~11,000円になります。
④コルク
コルクはクッション性に優れ、素足で踏んでも冷たさを感じにくく、滑りにくいのが特長。
足への負担が少なく、転倒を防げるので、小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭におすすめの素材です。
一方で、変色したり、傷ついたりするというデメリットもあるので、導入には注意も必要です。
費用相場は、1㎡あたり6,000円~9,000円になります。
4.洗面所の床を張替える際の注意点
洗面所の床の張替えは、比較的小規模な工事ですが注意点もあります。特に、マンションにお住まいの方は、管理規約を確認しておきましょう。
4-1.マンションの場合は管理規約を確認する
マンションのリフォームでは、階下の住人に対する音の配慮が欠かせません。そのため、多くのマンションでは管理規約で防音規定を定めており、以下のような方法で遮音性能を確保する必要があります。
管理規約で定められた遮音等級に適合する床材の中から選ぶ
遮音等級に適合しない床材の場合は、下地材で遮音性を確保する
また、マンションでは工事可能な時間帯が制限されることも多いため、あらかじめ管理組合に確認しておきましょう。
4-2.現地調査の際、下地に問題がないか確認してもらう
業者の現地調査の際には、必ず下地の状態をチェックしてもらいましょう。調査の段階で問題が見つかれば、事前に補修費用を見込んだ予算計画を立てられます。
ただし、既存の床材を剥がしてはじめて下地の劣化が判明するケースも少なくありません。想定外の追加費用が発生することも考慮して、予算には10〜20%程度の余裕を持たせておくと安心です。
4-3.相見積もりで費用相場を把握し、信頼できる業者を選ぶ
適正価格でリフォームするためには、2〜3社から相見積もりをとって比較すると、相場が分かり判断しやすくなります。
工事費用の総額で比較しがちですが、現地調査時の丁寧さや説明の分かりやすさ、工事後の保証内容などを比較することも重要です。総合的な判断で依頼する業者を決めましょう。

