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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.108 ブング・ジャム注目の最新ボールペン その3

【連載】月刊ブング・ジャム Vol.108 ブング・ジャム注目の最新ボールペン その3



文具のとびら編集部

本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、ブング・ジャムのみなさんが注目する最新ボールペンを取り上げます。

第3回目はゼブラの「THE ZEBRA HAMON」です。
(写真左からきだてさん、他故さん、高畑編集長)*2025年11月7日撮影
*鼎談は2026年2月27日にリモートで行われました。

ゼブラボールペンの集大成

THE ZEBRA1.jpg「THE ZEBRA(ザ・ゼブラ) HAMON(ハモン)」(ゼブラ)長年にわたり筆記具を開発してきたゼブラの技術と経験を結集し、日本の最高を追求した新しい国産ボールペンブランド「THE ZEBRA」の第1弾。新開発「エイジングチップ」を搭載。書き始めから滑らかでスムーズな高筆感を実現した。またインクは、開発に7年かかった最新油性インクを採用。本体は、日本の金属加工技術を駆使し、1本の金属から削り出したアルミ軸となっている。税込5万9,400円。

――最後は、「THE ZEBRA HAMON」です。

【きだて】「ハモン」って言うと、何か極道みたいな(笑)。

――鶴田浩二の姿が目に浮かびますね(笑)。

【高畑】いや、ハモンっていうと、ガンダムのランバ・ラルの内縁の妻みたいな。

【他故】いや、そっちのハモンじゃないな(笑)。

【高畑】ついにゼブラから、5万9,400円のボールペンが出ました。

【きだて】ゼブラからこういうものが出るというのは全くの予想外で。話を聞いた時にびっくりしたね。

【高畑】そうなんだよね。だって、「サラサクリップ」は100円じゃん。すごいよね。この鼎談でもしょっちゅう言ってたと思うんだけど、「庶民の味方」ってさ。ゼブラの前につく二つ名は「庶民の味方ゼブラ」じゃん。

【きだて】うん、間違いない。

【高畑】あのゼブラが満を持してというか、他を置き去りにして5万9,400円。今回は特に最初の段階で、0を数え直したものね。

【きだて】そうそう。リリースの金額んところ見て、さすがに間違いだろって思ったよ。

【高畑】色々と聞いたり触ったりしてからだと、1桁間違いはないけど、仮に5,940円だったとしても、「ゼブラがボールペンで高級なやつを出します、5,940円です」って言ったら、「おお、結構いいやつ作ったんだね」って思うような値段じゃない。

【他故】まあね。

【高畑】それが5万9,400円だったから、ちょっと「おっなんかすげえの来た!」って思ったのは正直なところだね。

【きだて】むしろ、あのゼブラが5,000円台のボールペンを出したという時点で、「嘘だろ」って思っちゃうので、5万円の方がむしろ「ああ、もうそこまで突き抜けたんだ」っていう感じはする。

【他故】ははは(笑)。

【高畑】ああ、なるほどね。逆に、5,000円のを作ってもしょうがないかなって話ではあるね。

【きだて】冷静に考えたら、「シャーボX」とかもあるんだから、5,000円台のは珍しくないんだけどね。

【他故】あるはあるんだよね。

【高畑】5,000円台はもちろんなくはないけど、でも多機能だったり、ちょっと変わったやつで。こういうタイプのシングルのペンとしては破格なんだよ。国産で、それこそ三菱もやってないし、パイロットもやってないし。

【きだて】この値段ではやってないよね。

【他故】ないない。

【高畑】高いっていったって、そこまでくると漆とか螺鈿とかそんなのばっかだよ。

【他故】まあ、蒔絵とかになっちゃえば別だから、それはノーカウントでいいと思うんだ、どっちにしても。

【高畑】蒔絵でボールペンってある? 万年筆はあるけど。

【他故】あるよ、実際には。

【高畑】じゃあ、蒔絵になれば何万円っていうのがあるんだ。

【他故】あるけど、レギュラーで今作ってるのいくらだったかな? パイロットだと。まあほぼ万年筆だからね。確か、今はカタログに載ってないんだよね。

【きだて】それは、どっちかっていうと宝飾品じゃん。

【高畑】そういう意味でいくと、工芸品じゃなくてプロダクトとして、多分日本で一番高いペンだね。

【きだて】それは間違いないと思うね。

【高畑】デジタルペンとかそういうのを除けば、デジタルペンを入れたって 6万円はないんだよね。海外でも、下手したらモンブランとかより高いんじゃないか。モンブランとかでもボールペンだとそんな高くないんじゃない?

【他故】いや、モンブランだとさすがに種類がたくさんあるから。

【高畑】高いやつだと、さすがにこれよりは上か。

【他故】「マイスターシュテュック」の名前が付いてるやつだと、本当にピンキリになっちゃうから、20万、30万のものも平気で出てくるので。

【高畑】まあ、それは別か。あるとして海外メーカーのブランド品だね。

【他故】そうだね。

【高畑】だから、そういう系のものじゃないと海外でも、ウォーターマンとかいろんなのを出してるけど、比較的落ち着いた値段が多いので。

【他故】そうね。多分、モンブランとパーカーぐらいか。もしあったとして、パーカーのめっちゃ高いやつぐらいかな。今「マイスターシュテュック」のボールペンが8万円クラスだから、あってこの辺だね。

――パイロットの「カスタムURUSHI」のボールペンが税込で7万ぐらいですかね。

【他故】そうですね。そいつはガンガン上がってるので。

【高畑】「カスタムURUSHI」の万年筆と一緒に上がってるからしょうがない感じもちょっとするけど。万年筆も結構特殊だけどねって考えたら、ボールペンとしては破格に高いものをよりにもよってゼブラが出したっていう話だよね。ていうのがまず驚きではあるよね。

【きだて】とはいえ、そういう高いボールペンもさ、中のリフィルは結局安かったりするじゃない。

【高畑】共通だったりするよね。

【他故】まあ、そうだよね。

【きだて】それを、リフィルから完全新造で、ボディに合わせて高級ですっていうのはやっぱなかったんだよ。

【他故】うん、ないね。

【高畑】リフィルは1,400円ぐらいするね。これは「見える見える機構」だっけ? それをやりたかったから、他とは共通にできなかったんだよね。

【きだて】そうそう、金属パイプと樹脂のハイブリッドをしたかったんだよね。

【高畑】あと、先端部分の本来バネが入るところに窓を作っちゃったから、バネの引っかかりをリフィルの真ん中あたりに作んなきゃいけないから、出っ張りがついちゃって。だから、ゼブラっていうブランドの集大成だから、「見える見える」は欲しかったんだよね。

【きだて】メーカーレジェンドの継承という点では、やる価値はあったと思う。

【他故】そうだね。

【きだて】それよりも、エイジングチップの加工にどれだけの手間がかかってるのか分かんないんだけど、これ確かにすごいよね。

【高畑】すごい。

【他故】効いてるんだよね。

【きだて】明らかに、普通のジェットとかその辺よりも書き味が軽いんだよ。

【高畑】これは、久しぶりに書いた瞬間に感動した。

【きだて】さっきジェットの話の時に言ったんだけど、これも30g超えじゃん。しかも重心が結構後ろでしょ。

【高畑】まあまあ後ろ。

【きだて】このリングよりちょい後ろぐらい。だから取り回しは悪いんだけど、その取り回しの悪さのおかげで、これだけ軽いのにちゃんと書けるっていう。

【高畑】きだてさん的にはそんな感じなんだ。

【きだて】俺的にはそう。この重さと書き味の軽さがバランスしてる。

【高畑】なるほどね。分からなくはない。

【きだて】だから、重さを気にして書くとちょうどいい感じっていう。これが前重心とかで振り回しやすかったら、逆に余計書きづらくなったと思うんだ。

【他故】ああ、走り過ぎちゃう感じ?

【きだて】そう。これだけ軽いのに走り過ぎずに落ち着いて書けるっていうのは、相当希有だなと思って。そういう点での評価はすごい高いです。これこそ、リフィルとボディを合わせてそれぞれ新しく高級なもの作ったっていう価値でしょ。汎用のリフィルとかだと多分こうはいかないんだよ。そういう意味で、ゼブラはとても価値のあるもの作ったなという気はしてる。

【高畑】多分、感動のポイントがきだてさんとちょっと違うんだけど、ペンを持って書いた瞬間に「おっ!」てなる、「あ、これはいい」ってなるのが久しぶりだった。例えば、気持ち良さのところでいくと「フローチューン」とかあったりするじゃん。軽くて、気持ちよくてってあるんだけど、「フローチューン」は書いて最初の瞬間は「えっそうかな?」って言ってて、あれこれ書いてると「うわ、気持ちがいい瞬間があるぞ、これ」ってなって、「うあ、気持ちいい」ってなる、あるところでふっと登るところがあるんですよ。

【きだて】そうそう。

【高畑】その感覚を掴んだ瞬間に「あ、これはいい」って思う時があるんだけど、こっちは持って書いた瞬間に「うぉ、これすごいの来た!」ってちょっと思っちゃった。

【きだて】程度の差はあれ、同じインクの「ブレンU」がそういう特性だったわけじゃない。書き出しから軽いっていう(こちらの記事を参照)。

【高畑】確かにね。

【きだて】同じS油性インクで、これ専用にチューンされてるっていう話だったんだけど、その特性が上手く生かされてるのかなという気はしてる。

【高畑】何がいいのか分からないけど、その全てがうまいこと噛み合っちゃったんだなっていう感じを書いた瞬間に思ったっていうのと、あとは本当にスルスル書ける。もちろん、滑り過ぎとかが低粘度油性にはあるんだけど、とは言っても書いた時の感覚として、純粋に書き心地の気持ちよさっていうところで言ったら、これは「ジェットストリーム」に並びうるペンとしてちゃんといるし、それでかつ個性が違う。あれと同じではないぞっていう感じで、明らかにある種の点においては、少なくとも「ジェットストリーム」よりも勝っている点がきっとあるって確信できる感じを、書いた時に思えたっていうのは、これだけペンがいっぱい出てる中で、今それを感じるっていうのはすごいなっていう。その感じさせることができたのは、ボディなのかリフィルなのか、いろんなものがあるから。あと、その値段を聞いたプラセボ効果がないとも言わないけど。

【きだて】まぁ若干ありそうな気はするけど(笑)。

【高畑】とはいえ、書いた時に「おお、すげえの作ったな」って思うぐらいには気持ちがいい。聞いてみたら、すごい手間かけてるっていう。ボールペンって本来は作った時は切削した後にボールはめてるから、切削した後が残ったまんまで出荷されてて、書いてるうちにそこが馴染むんだよね。角がちょっとずつ取れて、馴染むから気持ちよくなるんだけど、それを事前にやってますよということで、「最初から馴染んでますよ」っていうことをエイジングって言ってるんだけど。だから、慣らし運転が終わった状態で売ってますよっていう状態なんだけど、ただ試し書きをさせてもらった時に、「別に、それを実際に書いて減らしたりはしてません」ということは言ってたよね、確か。

【きだて】書いてたら、そら何本も作れんわな。

【高畑】そういう話ではないですっていうことなので、だとしたら、その穴の中を磨くみたいな作業をやってるのかな。これは教えてくれなかったから分かんないんだけど。

【きだて】多分、ボールと座でそれぞれバリ取り加工みたいなのをしてるんじゃないの。

【高畑】そういう1本、1本やんなきゃいけないような面倒くさい加工をして、中をキレイに磨いてるんだろうなっていう気はするけど。買ってきてすぐの時のあんまり良くない書き心地を、慣れた状態まで持ってきましたよって言ってるけど、でもそれ以上の効果がありそうな気がする。しばらく書いてるけど、別に慣らしが終わってる状態だから気持ちがいいのかっていうと、それだけでもないぐらい気持ちがいいんだよね。

【きだて】その辺はね、S油性インクのポテンシャルだったのかなという気もしてるんだ。

【高畑】かもしれないね。

【きだて】「ブレンU」が出た時は、あの時期って「ブレンU」と「フローチューン」と「ジェットストリームライトタッチ」だったじゃん。超低粘度油性みたいな感じで。

【高畑】三つ巴のね。

【きだて】その中で、「ブレンU」って若干地味だったんだけど、あのS油性インクに実はこんなポテンシャルあったのかっていう驚きが。

【高畑】ああ、でもそうかも。

【きだて】多分ね、粘度緩めたりとか何らかのチューンだと思うんだけど、でも本当に書き出しから軽いってこういうことかっていうのがすごく納得できる。

【高畑】ああ、分かる。

【きだて】これは、店頭で試し書きした人全員感動すると思うんだよ。

【高畑】多分、そんな気がする。

【きだて】それで買っちゃう人って、出てきそうな気がする。

――店頭で試せるんですか?

【きだて】分からんけど、ナガサワ文具センターあたりならさせてくれんじゃないの。

【高畑】ナガサワとか伊東屋とか、ああいうところで。

【他故】むしろこれを買う人は、お店の方から「どうぞお試しください」って言うかもしれないですよ。場合によっては。

【きだて】その可能性はあるね。

【高畑】本数がめっちゃ限られてるっぽいこと言ってたから、どうなるか分かんないけど、値段高いからデモ用に出すのも結構勇気がいるからね。

――まあ、店頭に試し書きで置いとくってわけにいかないですからね。

【他故】それは絶対無理ですよ(苦笑)。

――まあ、お店の人に「ちょっと書かしてください」って頼んでみて。でも、書いてみないとか良さが分からないでしょ。

【高畑】だからそこなんですよ。

【他故】分かんないですよ。

【高畑】今回怖いのは、もちろんいろんな良いところはまだ他にもあるけど、それは置いといて、でも今回ゼブラが高級で6万円って言うから、どんなすごいの出てくんのかなって思って見たら、見た目がめっちゃ普通なのよねって、俺は思うのね。

【他故】まあね。

【高畑】もちろん、キレイなんだよ。キレイだしちゃんとしてるんだけども、でも言ってアルマイトだし、例えば重さも30gでこれは僕的には評価高い方ね。これは良いことだと思ってる。これ以上重くしたら実用品じゃなくなっちゃうから、普段使いできるギリギリの重さで抑えたっていう風に評価したいので、どちらかというとむしろ軽くて良かったって思うんだけど。ただこれを初めて見てパッと手に取った時に「いくら?」ってダマで聞かれたら、俺も6万円って言えなかった気がする。

【きだて】あ、それは言えないよ。

【高畑】ダマでポンって触った時に、見た目とか手に持った重さ感とか手触りとかで、「いくらぐらいの感じがしますか?」って言われたら、6万円はしないと思うんだよね。

【きだて】俺らの常識で言うと、ボールペンのマックスの値段として「2万円」って言っちゃうと思うんだ。

【他故】そんぐらいだね。

【高畑】そんな感じはする。だから、1万は超えててもいいかなと思うけど、「じゃあ2万円か、う~ん」っていう風に思っちゃう気がするんだよね。これで書いた時に、僕やきだてさんが言ってるみたいな感動がなかったら、正直「いや高過ぎじゃね?」って言ってたと思うんだよね。俺も「6万円かよ」って思ったんだけど、うっかり感動しちゃったところが問題なんだよ。

【他故】ははは(笑)。

【きだて】書こうとしてツイストした時に、あのリトラタブルクリップでちょっと「おっ」てなるんだよ。

【他故】クリップが沈むからね。

【高畑】しかも、リトルリトラクタブルなのに下からせり上がってくるから、隙間が開かないとかさ。

【きだて】そうそう、シャッターが閉まるんですよみたいな。

【高畑】それで、バインダークリップで元々のゼブラが持っているいいところをちゃんと出しましたよというね。

商品特長.jpg

【きだて】それで、書いてみたらこれじゃんっていう。その辺の、買わせるアピール力の強さはちゃんと持ってると思うんだ。

【高畑】それが、さっき言ったみたいに、説明するなり触るなりしないと伝わらないかなって。

【きだて】そう。だから、それがねちょっと難しいところなんだけど。

【高畑】でもこれはね、ゼブラらしくていいと思うんだ。社名を冠した商品を作るっていうのは、どこのメーカーちょこちょこやるじゃん。なんだけど、その中でいくつか方針があって、社名を冠して作っているからには高級であるべきだっていうのはもちろんそうなんだけど、その中でゼブラが考えているのは、高級なものを作るために高級なのではなくって、最高のものを作るために高級になったっていう考え方が俺は好きなんだよ。手間をかけたらもっと書き心地が良くなるぞ、みたいなことをね。で、重たくならないようにするために肉抜きを極限までしようと思ったら、パーツを削るのがめっちゃ難しくなったみたいな話じゃん、これって。そういうのを積み上げたら、いやでも高くなっちゃうよねみたいな話をしてて。もちろん、それにしたって高いっていうのはあるかもしれないけど、目指した方向が高級ペンを作るではなかったところが、俺はすごくいいなと思う。

【他故】ああ、なるほど。

【きだて】我々もさ、こういう文具の話をする時に、「この機能を追加してほしかったけど、また高くなるよな」というのはよく言うじゃない。

【他故】まあね。

【きだて】それを全部諦めずにやって、すごい高性能なもの作ったのがこれなわけでしょ。

【高畑】で、やったらこうなったよね。

【きだて】それができたのはすごいよね。

【高畑】例えばさ、漆を塗るとか、表面に特殊な焼き付け塗装して、真鍮の削り出しで作って、あえて重くして、表面に何とか処理をして特殊な手触り感を出してとかっていうのをやると…。

【きだて】どこかで聞いたな(笑)。

【高畑】そういう方向性はいっぱいあるんだよ。いろんなメーカーでいろんなやり方があるんだけど、高くするための加飾っていう意味での方向性とは違っていて、性能を上げる方向でお金をかけているっていうのがちょっと面白いし、それはすごくいいなと。

【きだて】しかも、それで「リフィルはサラサです」とかって言われたらやっぱガックリってなるんだけど、ちゃんとそれに合わせてリフィルだけで1,000円超えるものを作ってるわけじゃない。しかも、見た目ではなくて、ちゃんと書き味でこの値段を取ってるっていうのが分かる性能で。

【高畑】そうだよね。しかも開発思想として、本体は10年、何なら100年使ってくださいって言ってる。100年使えるボディを作りますと。でも、リフィルは絶対100年も経ったら陳付化するって言ってるのね。最初から、10 年待たずに陳付化するから、その時には自らが更新したバージョンのリフィルを作りますと。だから、それができた時にはユーザー登録してくれた人には全員1本タダで送るからアップデートしてくれ、ということを言っている。中身はアップデート前提で、外側はずっと使う前提っていう、こういう発想ってなかった気がするんだよね。

【他故】ないね。

【きだて】正しいよね。

【高畑】正しい。日本のボールペンの良さって、リフィルの性能にもかなり影響してるじゃん。だから、「ジェットストリーム以前・以後」みたいになるわけじゃん。そしたら、今後新しいリフィルをゼブラが作ったら、100円の方が全然書き心地いいじゃん、みたいな逆転が起こりうるってことだよね。放っておいたら。

【きだて】当然あるね。

【高畑】だから、そうなった場合にはこれにも当然その技術を応用した最高のリフィルを作るぜっていう意気込みを、今回ちゃんと明言してるんだよね。その宣言が、俺は価値が高いなと思うんだよね。

【他故】いや、本当にすごいよね。

【高畑】保証の仕方も他と違うじゃん。壊れたら直しますは当然なんだけど、そうじゃなくて、リフィルが更新されたら常に、少なくともゼブラの中では最高を維持すると言い切るところが。

【きだて】発表会でそれ聞いた時に「うわ」ってなったもんね。技術革新で新しいリフィルができたら、その都度ユーザーに1本送りますという。

【高畑】ちょっと感動するよね。だから、リフィルを変えなかったら、どんなにいいデザインでも陳付化するっていうのが、おっしゃる通りって思ったよ。それが言えたところはすごいなと。

【きだて】結局のところ、ボールペンの性能って、ほぼほぼリフィルじゃん。

【他故】まあね。

【きだて】もちろん、軸のバランスだの何だろうあるんだけども、リフィルじゃんっていう。だから、それをちゃんと保証するっていうのは、生半な覚悟では言えないよ。だから、その辺で「ザ・ゼブラ」ってメーカー名を冠したブランドは嘘じゃないなというのは思ったし。今まで「サラサ」100円で作り続けて、あの「ブレン」に 150円の値段しかつけられなくてビクビクしてたメーカーのやることかっていう(笑)。

【高畑】本当、本当。

【きだて】今までもゼブラをなめてたわけでは全然ないんだけど、しかし改めてゼブラという会社を俺は好きになったよ。

【高畑】それはそう思う。

【きだて】そういうことも言える会社だったんだって。

【高畑】ちゃんとやろうと思ったら、ここまでいけるぜっていうのを1回言う。で、少なくとも日本で最高ってことは、多分世界で最高のボールペンを一旦目指しましたよっていうことじゃない。ジェットストリームは、確かにリフィルの性能はあれだけ評価をずっと続けていて、圧倒的にいいリフィルがあるけれども、でもペン全体みたいなことだったりとか、いろんな意味で最高のものを作るって言った時に、別のアプローチからある意味ではジェットストリームを超えるんじゃないのかというものを提示してきた。こんなにパワフルな商品が今出てくるんだっていうのがちょっと感動した。

【他故】ああ、びっくりしたよね。

【きだて】これは非常にエモいです。

【高畑】他故さん的にはどう思う?

【他故】1つ僕が思ったのは、ゼブラが万年筆の領域に入ってきたなって思ったんですよ。買ったら一生使えるもの。同じリフィルをメーカーが作り続けるっていうことを保証してくる。で、エイジングチップっていうのは、おそらくペンポイントの研磨と同じ「書き心地」の話をしている。そういう技術を入れてくるっていうことで、お客さんに対して最高の書き心地をお出しします。このボディを買ったら、例えば新入社員で買ったら、定年退職まで使い続けることができる。さらに、子どもたち、孫の代まで持っていける。そういうような性能と価格帯のものが出てきたっていうのって、ボールペンの世界では多分今まで聞いたことがないので、そういう領域に来たなっていうのはすげえびっくりしたのね。書いた時にも、確かにいいとは思ったんだけど、僕はこの書き心地の進化がピンと来なかった。分からなかったんだよ。正直に言えば。

【きだて】うん。

【他故】いいんだけど、本当にいいのかどうかっていうのが、借りて書いた30分くらいでは分かんなくて。もうちょっと付き合いたいって思う。そのくらい魅力があるしね。例えば、第2弾、第3弾が出た時に、どんなボディになるかっていうのもものすごく気になる。すごく楽しみ。

【きだて】むしろこれは、第2弾、第3弾あるのかね?

【他故】すぐには出ないと思うよ。

【高畑】そんなに頻繁には。例えば、毎年出すとかではないと思う。

【他故】それはないと思う。

【きだて】さすがに、それは無理だろう。

【高畑】これに変わる切り口として、本当に作るべきかたちが見えたなら、それは作ったらいいと思うんだよね。別にこれ1本じゃなきゃいけないとは思わないけど。でも、それも楽しみだよね。どういうアプローチで来るのかって。今回は、ゼブラのレジェンドを全部まとめた感じじゃない?

【他故】まあね。

【きだて】「サラサクリップ」のバインダークリップと「見える見える」と「シャーボ」と。

【高畑】そうそう。あと「ブレン」と「ブレンU」ね。これまであったいろんな技術を全部入れましたっていうことじゃない。これまでにあったインク、ブレ止め、チップ、それからクリップ、残量見えるみたいな機能を全部足したらこうなったってことなんだけど。逆に言うと、それがやりたかったから、ちょっと後ろが重たくなったりとかしてると思うんだ。

【きだて】うん。

【高畑】ここら辺のバランスとかも、ある意味ではバインダークリップを諦めるとかすると、また別の答えはあるかもしれないじゃない。だから1個目は、ゼブラ全部盛りで正解だと思うんだけど、もしかしたら次のバージョンはもっと軽快なのも作れるかもしれないし、もっとふわっとしたものを作れるかもしれないので、そこは次に考えればいいかなと思うし。

【きだて】俺はね、ボディよりも次のリフィルが楽しみ。

【高畑】送られてくる次のリフィルね。

【きだて】新たな技術革新があったリフィルってどうなるんだろうと、それそれが楽しみ。

【他故】ああ、いいね。

【高畑】ちょっと楽しみだよね。家に帰ったら、ポストに「新しいリフィルできたよ」ってバージョン2が届いてるっていうのはちょっとワクワクするよね。「おっ、ついに来たか」みたいなのがいつ来るか分かんない、それを待つというのも素敵だなとは思うので、それは面白いな。

【きだて】そういう意味で所有力をそそられるというのもあるので。

【高畑】それはあるよね。

【他故】それは分かる。

【きだて】金額じゃない価値を提示してくれたのも素敵だな。

【高畑】日本のものづくりの心意気みたいなものはちょっと感じるし、さっき他故さんが言ってた「高級ペンに何でなれないのか」みたいなのも考えさせられるわけさ。これの値段を見た時に「でも、万年筆なら2本買えるね」みたいな人もいるわけさ。万年筆だったら、ちょっと大型ペン先の付いている金ペンだったら、6万円ってあるじゃない。

【他故】うん。

【高畑】だから、万年筆の中級クラスを買うっていうのも、もちろん全然アリだなっていうような意見も全然分かるけど、じゃあ何でボールペンはその領域に来なかったのかっていうと、多分他故さんが言ったみたいな仕上げだったりとか、ボディもそうだし、リフィルが使い捨てだからね。

【他故】まあね。

【高畑】で、「金ペンは育つ」とか言ってずっと同じものを育てられるけど、ボールペンでそれができないじゃない。

【他故】できないね。

【高畑】それは確かに残念なポイントではあるんだけど、じゃあいつまでも万年筆しか何万円もするペンを作っちゃいけないのかっていったら、いやボールペンがそこに行ってもいいなと思うとしたら、どんなペンだったらそのそれが成り立つのかっていうのの1つの実験でもあるじゃない。

【他故】分かる分かる。

【高畑】これ売れるか微妙なんだよな。

【他故】高いボールペンって、昔のビジネスマンだとしたら、胸ポケットからちらっと見せていて、サインで使うレベルのものだから、日常でバリバリ書くっていう話じゃなかったと思うんですよ。

【きだて】アクセサリー的な、見せペンね。

【他故】今、文房具が好きな人、特に万年筆が好きみたいな人は、高いペンでも飾っておくペンじゃなくて、毎日書くために買うペンになってきてる。そういう人たちに、「いいボールペンありますよ」、「毎日使えていいペンで、しかもそれが一生使えますよ」ってアプローチがついに来たっていうところも、ちょっと面白いと思ってるんですよ。自分のための最高のプレゼントっていうやつが、ボールペンにやってきたっていう気持ちがすごくあって。ちょっとこれは、退職金の一部がこれになるのかなみたいな感じなんだけど(笑)。

【高畑】急にリアルな話が出てきた(笑)。

【きだて】生々しい(笑)。

【他故】いやでも、そのくらいこれはちゃんと体験したい。

【高畑】実は、今予約を入れてるんだけどね。僕の立ち位置で、これだけ語ったら買わないわけにはいかないなと思って(笑)。「あっ」て言いながら、「まあしょうがないか」って思ってはいるので。しかもこれ書いた時に、「まあこんなもんかな」っていう感じだったら、やんわりと「まあでも、いいペンもできるんだね」みたいな話で済ますんだけど、迂闊に感動しちゃったんだよね。不用意に感動してしまったっていうのはちょっとあるので、これは一応買うつもりでいるんですよ。とはいえ、誰にでも買う価値があるかって言うと、確かにちょっとしんどいとは思います。

【きだて】この金額で「万人にお勧め」って言ったら殴られるよ。

【高畑】それは確かに。正直、これだけ文房具好きとか言ってて、まあちょいちょい万年筆も買ったり、いろんなものを買ってる僕も、さすがにこれはちょっと正直躊躇しますっていう値段だなと思います。この収録時点ではまだ販売されてないから、少なくとも写真とかスペックとかを見て、SNS上では「0が1個多いんじゃねえの」とか、「高いんじゃないの?」っていうのも、それはそう思うよね、って思っちゃうよね。

【きだて】でも、ジェットストリームが、ジェットストリーム以前・以後に分かれるように、全体の大きな流れではないけども、文具の歴史に確実に1つ楔として打ち込まれたものだと思うんだよ。

【他故】だろうね。

【きだて】確実に名前が残るペンなので、それは文具王は買わなきゃダメでしょ。

【高畑】カシオの電卓と一緒だよね。

【他故】はいはい、そうね。

【高畑】カシオの「S100」みたいに、凝りに凝って「全ての技術をここに」っていうのと同じ。S100も、見た目をカッコよくするために、金をかけたんじゃなくて、打ち心地とか見やすさとかいろんなものを究極にやったら、結局電卓1個が4万円ぐらいになりましたみたいな話じゃない(こちらの記事を参照)。そういうのと同じ。表面が漆に高撒絵で螺鈿があって、だから高いですというものは、無理して買ってもしょうがないかなと思って自分としては諦めているんだけど、ただこれに関しては、もう「えいやっ」ていう感じで、日本の文房具技術史の1つのページというか思想として、応援もしたいなと思うし。だって、これ言ったからにはさ、ゼブラだって売れても売れなくてももう10年は絶対続けざるを得ないじゃん。で、リフィルも1回ぐらいは更新しないとカッコ悪いじゃん。

【他故】まあね(笑)。

【高畑】「該当なしでした」って言って、10年間一度も送られてこないのはカッコ悪いじゃん。そんなことを言ってるということは、少なくとも10年以内に次のリフィル作る気でいないとできないじゃん。頑張ってほしいなとは思うけど。

【他故】うん。

【高畑】海外に売るのかと思ったら、そうでもないんだね。今のところ。

【きだて】登録が国内限定だって言ってたから。

【高畑】こんなに高いから「インバウンド向けですか?」って聞いたら、もちろん海外から買う人を拒まないけど、海外ルートじゃなくて日本の国内で売るんだって。

【他故】へえ、そうなんだ。

――アフターサービスの関係もあるんじゃないですか。

【高畑】それもあるかもね。

【きだて】リフィルも国内でしか発送しないって言ってたもんね。

【他故】まあそっか、世界中って言われてもね(苦笑)。

【高畑】そういう意味では、日本だけで買える世界最高のボールペンの1つ。少なくともゼブラから出てるものとしては、世界最高のつもりで出してるボールペンが買えるんですよ。きだてさんどうです?

【きだて】さんざん盛り上げたけど、ごめん俺は無理。お金ない。

【他故】ははは(笑)。

【高畑】その気持ちも分かる。

【他故】分かる分かる、そりゃそうだよ(笑)。

【きだて】正直俺もね、要る要らないで言ったら、すんげえ欲しいの。これがね、3万円ならちょっと無理してでも買ってた可能性はある。

【他故】そうね。

【きだて】その倍はさすがにごめん、お金ないですっていうとこなんだけど。

――まあ、宝くじでも当たらないとね。

【高畑】そういう意味でも、思い切った金額だなとは思うけどね。こういうチャレンジが全くないのも寂しいよね。日本のメーカーからこういうものが出てくるっていうのが。で、これに触発されて、例えば三菱が「いや、俺が考える最高はこれだよ」って出してくれてもいいわけじゃん。

【他故】まあね。全然いいよね。

【高畑】そういうのがあってもいいかなと思う。これまでみたいに「アニバーサリーモデルです」って言って、ちょっと高級なことをやりましたとかじゃなくて、書き心地とか、自分たちのもの作りの伝統をちゃんと生かそうとかそういうことをやらないと。これなんか、後ろのこの部分を軽くするために、アルミ削るのに1時間半もかかるとか言ってたからさ。

【他故】わあ、すご過ぎる(笑)。

【高畑】このパーツ1個作るのに1時間半かかるとか言ってた。本体の値段の1/3ぐらいがここのパーツらしいからね。

【きだて】天冠のゼブラマークのところに関しては、ゼブラの人が「正直サクラさんがうらやましい」って言ってたよ。彫りやすくて。

【他故】この複雑なものを(笑)。

【きだて】シマウマ、こんな小さなところに彫るには向かないだろうっていう(笑)。

THE ZEBRA2.jpg【高畑】かと言って、他のモチーフが難しかったんだろうね。

【きだて】まあでも、「ザ・ゼブラ」な以上は、ゼブラを彫らないわけにもいかないじゃん。

【他故】ないわけにはいかないよね(笑)。

――これ、マイスターしかできないとか言ってましたよね。

【高畑】あれはリフィルの組み立てというかインク注入でしょう。それは多分、些細な問題だと俺は思うんだよね。

【きだて】ある程度、箔付けだと思うんだけどね。

【高畑】だと思うね。そもそもリフィルの生産数が少ないから、量産ライン作るより、多分人が詰めた方が早いんだと思うんだよね。「サラサクリップ」みたいに売れないからさ。

【きだて】日産最大20本って言ってたけど、いいラインだと思うよ。

【高畑】それはリフィル? それとも本体?

【他故】リフィルだとしたらすごいなあ。

【きだて】ボディが日産20本だね。

【高畑】欠品したらしばらくかかるね。生産数かなり少ないんだ。

【他故】少ないよね。

【高畑】だって、10日で200本とかでしょ? だから1カ月で400本ぐらいしか作れないってことだよね?

【きだて】うん。

【高畑】まあ、でもそんなもんか。6万円だし。初回1,000本ぐらいをあれこれやって。

――これリフィル1本の値段が、「サラサグランド」と同じぐらいですもんね。

【他故】まあ、そうですね。

【高畑】これ、YouTubeで取り上げた時も、コメントで「それってサンサグランドのボディに入らないですか?」とか。

【他故】入らないよ(苦笑)。

【高畑】逆に、「これのボディにサラサの芯とか入れらないですか?」とか言ってたりして。

【他故】何で入れるんだ(苦笑)。

【きだて】何がしたいんだよ(苦笑)。

【高畑】いやだから、6万円は払えないけど、1,500円払って試したいはあるんじゃない?――リフィルだけで売ってくれるんですか?

【きだて】そら売ってくれるでしょうよ。

【他故】替え芯ないと困るから、さすがに売ってはくれるんじゃないですか。

【高畑】本体持ってる証明がないと売ってくれないとか。

【他故】ああ、ユーザー登録しないと買えない。

――そうそう、そういう感じ。

【きだて】何なら、リフィルだけ持って書きたいぐらいだけどね。

【高畑】確かに。だから、「ザ・ゼブラ」のリフィルを入れられるボディを作るっていう。木軸作家とかが作っちゃうみたいなね。あり得るな。

【他故】ないとは言い切れない。

【高畑】3Dプリンターとかで本体だけ作るとか。

【きだて】いそうだけどね。まあ、スプリングの位置とかも割と異常なので、なかなか難しそうだけどね。

【高畑】転用するのはやっぱり難しいね。いろんなリフィルが合わせられますっていうボディを売ってるじゃん。

【他故】ああ、あれね。あるある。

【高畑】こういうのには、真ん中に出てるツバがでかいから入んないんだよね。丸い輪っかがジャマで入らない。これはやっぱり、そういうハックで使うみたいな話ではない。あと、さっき話が出なかったけど、インク青いんだよね。わざとめっちゃ青いよね。

【他故】青いよね。「ゼブラ伝統の」って書いてあったけどさ。

【高畑】どっちかって言うとさ、ゼブラのインクは伝統的にちょっと青系には寄ってるけど。三菱とかがちょっと赤いから、それに較べると青いんだけど、なんか強調してあるよね。はっきり青いよね。多分、青い色付けてるよね。ブルーブラックじゃないんだよ。どっちかっていうと、松煙墨の青みたいな。

【きだて】ああ、そうだね。

【高畑】そういう感じで、割と品が良くって僕は好き。とにかくゼブラには、次のリフィルが出るぐらいまでは頑張ってやってもらわないといけないから、頑張ってこの次を見たいなって感じかな。

――これは「ザ・ゼブラ」の第1弾になるんですものね。だから、第2弾とか第3弾も出てくる可能性があるということで、まあ次も期待しましょう。これ、「OKB48」はどうなんすか?

【高畑】海外の高級ボールペンも入れてないので。

――もちろんダメだろうと思うんですけど、ジェットストリームと比べたらどうなるのかな?と思って。

【高畑】本当は、いろんなところで試し書き大会を開きたい気持ちはあるよ。みんなに試してもらいたい気持ちはすごくあるから、可能性があればみんな試してもらいたいし。もし買いましたっていう人は、大事にするのもいいけど、自分でたくさん使うのはもちろんだけど、他の人に試させてあげたりとかしてほしいなとは思うね。みんなで楽しんでもらいたいなって思います。

【他故】ボールペンなんでね、書かないで取っておくっていうのは、ナンセンスな気がしないでもないんですよ。

【高畑】それこそ万年筆じゃないので、ほっといたら値段が上がる系のものでも多分ないと思う。

【他故】違うね。

【高畑】だから、これはみんな使ってほしいと思うし、僕も積極的にいつものペンケースとかに入れといて、多分気になってる人はいると思うので、使ってみたいっていう人に試しに書いてもらいたいし、「どうよ?」って感想聞きたいね。他の人の感想も聞きたいね。

【きだて】これはいろんな人に聞きたい。確かにそう。

【他故】多分ね、感性大分違うと思うよ。「全然分かんないです」っていう人がいてもおかしくないもん。

【高畑】それはそう。もう本当にわずかな違いなんだよね。そこに5万9,000円払うかといったら、「いや別に」っていうのは当然そういうのもあってしかるべきだから。別に、この差が分かるから偉いとか、そういうことではない。

【他故】じゃないよね。

【高畑】だから「あ、私は合わないです」って言ったら、それはそれでいいと思う。

【他故】そうそう。

【高畑】だから、いろんな人に聞きたいし、逆に「俺はこういう風にいいと思う」みたいなのも聞きたい。今日はきだてさんの話を聞いて、その重さとかバランスが後ろにあることで逆に書きやすいとかいうのも、「あ、きだてさんならそうなるんだ」って面白かったし。だから、そういうのが聞けるのか面白いなと思う。

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配信元: 文具のとびら

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