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大荒れの株式市場、どこに投資すればいいの?…今年“激アツ”のセクターと、世界から評価されている注目企業【YouTubeチャンネル登録者数40万人超え・人気FPの見解】

大荒れの株式市場、どこに投資すればいいの?…今年“激アツ”のセクターと、世界から評価されている注目企業【YouTubeチャンネル登録者数40万人超え・人気FPの見解】

イランと米国・イスラエルの軍事衝突を巡り荒れる株式市場。こうしたときこそ、冷静な投資判断が求められます。では、不安定な投資環境で大切な資産を守るために、どのようなセクター・銘柄に注目すればよいのでしょうか。YouTubeチャンネル登録者数約40万人超のFP・投資家である鳥海翔氏が“激アツ”と評する、2026年注目のセクターと、そのなかで世界的に評価されている企業をみていきます。

いまは“選球眼”を養うとき

2026年を迎え、投資先の選択が再び注目されています。

足もとの株式市場は、イランと米国・イスラエルによる軍事衝突を巡って不安定な展開が続いているため、積極的にリスクを取りにいく局面ではありません。

しかし、だからこそ、このタイミングで投資先を見極める「眼」を養っておくことが大切です。相場環境が落ち着きを取り戻したタイミングですぐに動けるよう、株式相場のトレンドを掴んでおきましょう。

2026年、注目の投資先は?

まず過去を振り返ってみると、2023年と2024年は、AIや半導体関連が世界の株価を強く牽引しました。

しかし2025年に入り、全世界株式(オルカン)がS&P500を上回るリターンを記録したのはご存じでしょうか。

これは、AIや半導体だけでは説明できない動きが出てきたことを示しています。

では、AI・半導体以外で今後注目すべき分野はどこにあるのか。2026年時点で投資家が押さえておきたい「7つのセクター」を整理していきます。

1.AI計算インフラ

AIは間違いなく世界を変える技術です。しかし、AIの爆発的な成長は今後も続くものの、これまでのような急激な伸びは難しくなる可能性があります。

計算インフラ関連は依然として重要ですが、期待値が非常に高まっている分、過熱感には注意が必要です。

2.半導体(半導体関連)

AIを動かすためには高度な半導体が不可欠です。TSMC、ASML、Applied Materials、Lam Researchなど、半導体製造装置や材料を手がける企業は引き続き注目されています。

ただし、すでに市場参加者の多くが認識している分野であるため、今後は「どれだけ期待を超えられるか」が鍵となります。

3.電力・エネルギー

AIの最大のボトルネックになりつつあるのが電力です。

データセンター1つあたりで消費される電力は50〜100MW規模とされ、これは中規模都市の年間電力消費に匹敵します。2030年頃には現在の2倍程度の電力が必要になると言われており、原子力発電所を30基新設してもようやく間に合う水準です。

再生可能エネルギーではNextEra EnergyやDuke Energyが注目されていますが、天候に左右されるという課題もあります。一方、原子力発電は再び評価が高まっており、Westinghouse ElectricやRolls-Royce SMRなどが関連企業として挙げられます。

4.サイバーセキュリティ・防衛

AIやデータセンターの拡大に伴い、サイバー攻撃のリスクも急増しています。2025年の世界のサイバー犯罪被害額は約1,500兆円規模と推定され、これは日本の国家予算のおよそ15年相当です。

こうしたなか、サイバーセキュリティ・防衛の需要が高まっており、企業レベルではPalo Alto NetworksやCrowd Strikeが注目され、国家レベルではLockheed MartinやRTXなどが防衛システムやサイバー防衛で重要な役割を果たしています。

なお、現代では「防衛」と「サイバー」の境界が曖昧になっているため、両方をセットで考える必要があるでしょう。

5.医療・ライフサイエンス

世界の65歳以上人口は2030年に約10億人になると予測され、2020年比で1.4倍に増加します。高齢化が進むほど医療需要は拡大しますが、医師や看護師の数はそれに追いつきません。

Eli LillyやJohnson & Johnsonなどの製薬企業は、肥満・糖尿病・高血圧などの治療薬需要の増加が見込まれます。また、AIを活用した画像診断や業務自動化により、医師1人あたりの生産性を高める企業にも注目です。

6.ロボティクス・自動化

世界の労働人口は横ばいまたは減少傾向にあり、特に日本では深刻です。実際に、介護や医療、製造業など人手不足が深刻化する分野では、ロボットによる代替が進んでいます。

具体的には、FanucやABB、Boston Dynamicsなどの企業が人型ロボットや産業用ロボットを開発しており、「きつい・汚い・危険」な仕事をロボットが担う時代が近づいています。

人間の役割は「作業」から「管理・コントロール」へとシフトしていくでしょう。

7.資源・リアルインフラ

AIを支えるために必要なのは電力だけではありません。大量の電力を送るための送電網強化や、銅をはじめとする資源の需要が急増しています。

銅は新しい鉱山開発に10〜15年かかると言われており、供給が追いつかない可能性があります。また、データセンターの冷却に必要不可欠なのが大量の純水です。よって、不純物を除去する技術を持つ企業にも注目が集まっています。

資源・インフラ分野は、AIブームの「影の主役」として、今後さらに注目されていくことでしょう。

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