
「習い事の送り迎えに間に合う仕事ってあるの?」「子供が急に熱を出した時どうしよう…」
小学校低学年のお子さんをお持ちのママなら、このような悩みを抱えていませんか?
保育園と違い、小学校に上がると「小1の壁」と呼ばれる新たな課題に直面します。
18時以降も預かってくれた保育園と違い、ほとんどの学童は18時まで、エリアによっては希望者全員が入れないこともあるなど、今までより働き方に制限がかかってしまうケースもある中、多くの企業で時短制度などの条件から外れてしまうため、キャリアを断念せざるを得ない人が出てきてしまうことを「壁」と表現されています。
限られた時間の中で、子どもとの時間も大切にしながら、どのようにキャリアを築いていけばいいのでしょうか。
今回は、小学校低学年の子どもを持つママが無理なく続けられる、時間的制約に配慮したおすすめの仕事を厳選して紹介します。子育てと仕事の両立に悩むママは、ぜひ参考にしてください。
【目次】
■小1の壁とは?低学年の子を持つママが直面する課題
・小1の壁の実態:保育園と小学校の生活リズムの違い
・子どもの低学年期に特有の予定外の休みと急な呼び出し
・登下校の時間と長期休暇対策
■小学校低学年の子を持つママにおすすめの仕事
・会計事務所でのお仕事とは?
・どうして小学生の子供がいても働きやすいのか?
・リモートワークの採用率が高い
■仕事と子育ての両立を実現するための具体的な改善策
・効率的な家事時間の確保と家族での分担方法
・学童保育とファミサポの活用法
・職場での理解を得るためのコミュニケーション術
■まとめ:無理なく両立できる働き方で、笑顔の毎日を
■小1の壁とは?低学年の子を持つママが直面する課題

・小1の壁の実態:保育園と小学校の生活リズムの違い
「小1の壁」とは、子どもが小学校に入学することで生じる、仕事と子育ての両立が難しくなる状況を指します。
最も大きな原因は預かり時間の違いです。保育園では、認可と認可外で多少違いはあるものの、7時頃から20時頃まで預けられることが多いのに対し、小学校では8時頃に登校し14〜15時頃に下校するため、子供の帰宅までの時間が大幅に短縮されます。
特に小学校低学年の場合は午前授業の機会も多く、その場合は給食があっても13時頃には帰宅するなど、家を空けられる時間はほとんどありません。
学童保育も約4割の施設が18時30分までに閉所しており、17時以降は親のお迎えが必要なケースも多いのが現状です。これにより、フルタイム勤務の継続が難しくなる、通勤時間や出勤時間によっては子供を置いて家を出ないといけなくなるなど、新たな悩みが生まれます。
さらに、子どもの宿題サポートやチェックが必要になるなど、帰宅後に必要なフォローも変化します。
保育園のように先生やママ友と話す機会も減ることで、交友関係を含む日常の様子を詳しく聞ける機会も減り、子どもの学校生活の様子が見えにくくなることも、小学校低学年の子を持つ母親にとって大きな変化といえるでしょう。
小学生の子どもを持つお母さんのリアルな悩みについて、こちらも合わせてご覧ください。
▶︎何が起こるの?「小1の壁」
▶小学生ママ、宿題チェックって意外と大変 〜令和の宿題に巻き込まれる親たち〜
・子どもの低学年期に特有の、予定外の休みと急な呼び出し
小学校低学年のお子さんを持つ母親が直面する大きな課題が、未就学児時期から引き続き、予期せぬ学校からの呼び出しです。
子どもが急に発熱したり怪我をしたりすると、「すぐにお迎えに来てください」という連絡が入ります。特に新1年生は環境の変化や学習スケジュールの適応に時間がかかることも多く、登下校に付き添いが必要だったり呼び出しが頻繁に起こったりしがちです。
また、インフルエンザなどの感染症による学級閉鎖や休校、台風や大雪などの自然災害による臨時休校も突然発生します。さらに、授業参観やPTAなど、保護者の参加を求められる学校行事が平日に行われることも少なくありません。
こうした状況に対応するには、急な休みや早退が可能な柔軟な働き方が必要です。
夫婦での分担や祖父母のサポート体制を整えておくことも重要ですが、病児保育お迎えサービスなど、地域のサポート制度を事前に調べておくことも有効な対策となります。
・登下校の時間と長期休暇対策
小学校低学年のお子さんを持つママにとって、最も大きな時間的制約は登下校の時間と長期休暇です。
1年生のうちは5時間授業で14時頃に下校するため、学童に預けられない場合フルタイム勤務との両立が難しくなります。特に入学当初の1か月は慣らし期間で午前中のみの授業となる学校が多く、12時台に下校することも。
学年が上がるにつれて授業時間は増え、3年生以降は週に3日以上が6時間授業で下校時間も15時を過ぎるようになるところが大半です。
とはいえ、上の兄弟がいる場合でもない限り、まだまだ親の目が必要な年齢。エリアによっては学年が上がると学童に入れなくなるところもあり、結局働く時間が制限されることに変わりはないこともあります。
さらに夏休みや冬休みなどの長期休暇も大きな課題です。
保育園時代は通常保育がありましたが、小学校では完全に休みになり、学童も時期によっては閉所されてしまいます。また、学童に預けられる場合も、放課後だけ行く通常時と異なり、朝から行く場合はお弁当が必要にあることが多いため、毎日の親の負担も増えてしまいます。
長期休みの体験談や乗り越え方については、こちらの記事もご参照ください。
▶子供の夏休みってどうしてる?パートで働く小学生ママのリアルな長期休み事情
▶長期休み中の子供の居場所を考える
この「小1の壁」を乗り越えるには、学童保育の利用やファミリーサポートの活用、家族の協力など、複数の対策が必要です。地域によっては放課後子ども教室など、子どもの居場所づくりをサポートする制度もあります。
▶▶アカナビで求人を見てみる
■小学校低学年の子供を持つママにおすすめの仕事
小学校低学年のお子様がいる場合、仕事探しで重視するポイントは未就学児とあまり大差はないでしょう。
・いざという時すぐに駆け付けられる距離
・急な休みや予定変更がしやすい
・状況によって在宅勤務が出来る
これらの条件が叶いやすい求人でお勧めなのが、会計事務所でのお仕事です。
・会計事務所でのお仕事とは?
会計事務所と聞くと、専門的で難しそうなイメージがあるかもしれません。
もちろん顧客に直接収益や税金の話をする担当者は、きちんとした会計税務知識と経験が求められますが、その前段階として整理しないといけない資料や作成しなくてはいけない書類がたくさんあります。
量は多いけれど1件1件は短時間で出来る、それが会計事務所の業務のベースとなる「会計データの入力」業務です。
簿記3級程度の知識があれば大枠は理解できる業務内容となりますので、未経験者でも知識があれば採用している会計事務所も少なくありません。
例えば交通費や人件費、備品購入費といった支出も、1件1件何にいくら使ったか、レシートや請求書、領収書をもとにデータを入力していきます。これらは1件1件は大した時間がかかるものではありませんが、量が多く、中小企業で1か月500件~1000件前後発生すると言われています。
未経験からチャレンジする会計事務所のお仕事については、こちらの記事もご参照ください。
▶会計事務所パートは難しい?未経験者が知っておくべき仕事内容と働きやすさの魅力
・どうして小学生の子供がいても働きやすいのか?
会計データ1件あたりの入力にかかる平均時間は2・3分とされています。
1件あたり2分で入力した場合、500件の仕訳を完了させるのには約17時間かかってしまいますが、多くの担当者は10件~20件程度の顧客を同時に担当しており、担当顧客の会計データ入力を行ってるだけで1か月の勤務時間を超えてしまいます。
実際はこのデータをもとに月次の決算書、時期によっては法人税の申告のための申告書も作成しないといけないため、一人ですべて行うには時間がいくらあっても足りない状況です。
そのため、多くの会計事務所では、専門的な知識や資格を持つ人が必要な業務に時間を使えるよう、会計データ入力を中心に行う専門スタッフを配置しています。
会計データ入力業務は、量は多くても1件あたりの時間がかからない、ということは、仕事を小分けに区切りやすいということ。
会計事務所の業務は基本的に1か月単位の締め切りのため、コツコツとこなしていけば、1日あたりの勤務時間が短くても、急なお休みが必要になっても、1か月単位できちんと完遂することが出来れば大丈夫です。
・リモートワークの採用率が高い
会計事務所の業務、特に会計データ入力業務は、会計ソフトを使用してPC上で行うため、リモートワークとの相性が良いとされています。
近年の流れでペーパーレスを推進、移行しているところも増えており、新しく開設された会計事務所では、紙の資料が一切なくデータのみという場合も。
セキュリティや個人の技能によって制限がある場合もありますが、他の業種や業界と比べてリモートワークの移行もしやすく、コロナ禍以降も働き方の選択肢として導入されているところが増えています。
経験が少ない方や会計事務所が初めての方は、仕事を覚える目的や分からないことがあった時の質問のしやすさなどで出社する方がお勧めですが、子供の急な体調不良や学級閉鎖などの時、いざという時リモートワークの選択肢が取れるという安心感があります。
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