フラワーデザイナー・市村美佳子さんの本のある風景。「住む人を映す、本棚」02。
BOOK 2026.4.5
フラワーデザイナー市村美佳子さんは、東京の自宅兼アトリエと葉山の別邸、それぞれに気になっている本を置き、気の向くままに手に取る。小説は、ほぼ読まない。本を読むのは、「イマジネーションで遊ぶのではなく、知りたいことを解き明かすため」。生きづらい世での、処方箋のように。日々をよりよく生きるために、暮らしの傍らには本が必要だという。 愛読するのは、数学者の岡潔や森田真生、そして最近では大学教授の安冨歩の本。岡潔は数学者だが、情緒や自然について書き残したエッセイが多い。岡潔の《小さな一粒の種は、やく半年後の変化までその中に秘めている》(『風蘭』)という言葉には、植物のエネルギーへの思いを膨らませて …
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編集者・安達薫さんの本のある風景。「住む人を映す、本棚」03。
BOOK 2026.4.6 New
食事も仕事も、同じテーブルで。脇の本棚には自然と目が向く。編集者の安達薫さんは、背表紙に目を滑らせるのが好きだという。だから棚上中央には、「常に目に触れさせておきたいタイトル」を置く。例えば、森博嗣の『自由をつくる 自在に生きる』、スズキナオの『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』、坂口恭平の『現実脱出論』、ルビー・ウォリントンの『飲まない生き方 ソバーキュリアス』という具合に。タイトルが、安達さんの今の気分だ。 棚の中は、あえてジャンルで揃えず、バラバラに。無関係のタイトルが偶然隣り合わせたことで、急に際立って見えることがある、それが面白いという。 一角には、暮らしを通し …
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