3.仕事で使える「教えてください」の関連表現
「◯◯についてお教えください」の意味を持つ言葉は「ご教示」「ご教授」だけではありません。状況に応じて助言・評価・支援を求める表現があります。
| 表現方法/例文 |
|---|---|
手順や方法を尋ねる場合 | システムの設定手順について、ご教示いただけますでしょうか |
専門的な指導を求める場合 | データ分析の手法について、ご教授賜りたく存じます |
意見や助言を求める場合 | 昨日作成したマニュアルについて、ご助言/アドバイスいただけますでしょうか |
行動に対する評価を求める場合 | 前回同行いただいた訪問について、フィードバックをいただけますと幸いです |
支援や協力を求める場合 | 新プロジェクトの準備について、お力添えを賜りたく存じます |
4.「ご教示」と「ご教授」に関するQ&A
Q.「ご教示」と「ご教授」は口頭でも使える?
A.「ご教示」と「ご教授」は書き言葉なので、話し言葉では使用しません。会話のなかで使う場合は「お聞かせ願えますか」や「ご指導いただけないでしょうか」などの表現が適切です。
ただし例外として、公の場やスピーチなどで、相手への敬意をより丁寧に表すために、あえて「ご教示」や「ご教授」が使われる場合もあります。
Q.「ご教示」と「ご教授」は失礼?
A.「ご教示」と「ご教授」は相手に敬意を表す丁寧な表現のため、失礼にはあたりません。ただし、後ろに「願います」や「ください」が続くと、一方的な要求や、命令的な印象を与える可能性があるため注意が必要です。
一方、後ろに「〜くださいますよう」や「〜賜りますよう」などを続けると、よりかしこまった印象を与えられます。
Q.「ご教授」「ご享受」との違いは?
A.「ご教授」と「ご享受」は、読みは同じですが意味がまったく異なります。享受とは「受け入れて自分のものにする」「恩恵に受け、それを堪能する」という意味で使われる言葉です。そのため「教えや指導を求める」意味では使用できません。
Q.「ご教示」と「ご教授」を英語で伝えるなら?
A.英語で「ご教示」を表現する場合、inform(伝える、教える)などを使用します。
例:Could you inform me of ~
訳:〜についてご教示ください
一方、教育や指導をお願いする「ご教授」を英語で表現する場合は、advice(助言)/instruction(指示)などが適しています。
例:I would appreciate it if you could give me advice/instruction on〜
訳:〜についてご教授いただけますと幸いです
