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「好きだけで買うのはお勧めできない」個別株で失敗しないための〈4ステップ〉と、ファンだから察知できる〈引き際〉【推し活経済評論家が解説】

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ステップ2. 業績の推移と今後の成長シナリオを読み解く「決算資料」

そうした情報を確認した上で、次に決算の情報を見にいきます。

個別株に投資する場合には、その企業の業績の確認は絶対に必要です。上場企業であれば、ウェブサイトの中の「IR情報」の中に、決算情報を記載しているはずです。最近の企業であれば、決算短信よりも決算説明資料のほうが読みやすいことが多いと思います。ですから先に決算説明資料を見てみてもいいでしょう。

ここで大事なのはまず「業績」。グラフが右肩上がりになっていれば、その企業は順調に成長している証拠。安心して応援できる状態だと言えます。

逆に、業績が下がっていれば株価も当然下がりますから、応援していたとしても、注意が必要です。いかに自分が好きな企業だとしても、買ってからずっと株価が下がっていくのでは、ちょっとその企業が嫌いになってしまうかもしれません……。

決算資料には、「なぜそのような業績になったのか」「これからどうするのか」についても書かれているので、そこもぜひしっかり読んでみてください。

たとえ業績が落ちていたとしても、「店内に客足が増えてきた」とか、「新しく発売された商品が大絶賛されている」といった、今の数字にはまだ表れていない「変化」を感じ取れるなら、それはこれから回復するサインかもしれません。

ステップ3. PER・PBRを用いて割安性を客観的に評価する「株価」

「応援したい!」という気持ちが決まったら、次に「今の株価はお買い得なのか?」をチェックしましょう。そのために使うのが、「PER」と「PBR」という二つの指標です。

PERはその企業の「稼ぐ力」に対して、株価が安いか高いかを見るものです。計算式は「株価÷1株あたりの純利益」で、目安は「15倍」。これより低いと、一般的には「実力はあるのに人気がない(=割安)」、高いと「実力以上に人気が過熱している(=割高)」傾向があります。

PBRはその企業の「資産(貯金や不動産など)」に対して、株価がどうなっているかを見るものです。計算式は「株価÷1株あたりの純資産」で、目安は「1倍」。これより低いのは「会社を解散して全財産を売り払った金額よりも、今の株価のほうが安い」という、理論上はお買い得であることを示します。

もちろん、人気ブランドの服が定価でも売れるように、勢いのある企業(新興企業など)は、これらの数字が高くなりがちです。

でも初心者のうちは、高すぎる株は「高値掴み」のリスクがあるので避けたほうが無難。まずは「PER15倍以下」「PBR1倍以下」を目安にしましょう。

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