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年々進化を遂げる本場フランスでのアフタヌーン事情とは?(現地リポート)

3.シャンゼリゼ近くで本格派のイタリアンドルチェを味わえる「ブルガリ・ホテル・パリ(Bvlgari Hotel Paris)」

2021年、シャンゼリゼから程近いジョルジュ・サンク通りに開業。ホテルの建築・内装デザインは、ミラノを拠点に活躍する建築スタジオのアントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィール氏が担当していて、イタリアの美とフランスの美が競演しています。アフタヌーンティーは、落ち着いたシックなデザイナーズ空間のラウンジで提供されます。

シルバーの3段スタンドには、伝統的なイタリアンドルチェのカンノーロ・シチリアーノを軽めにアレンジしたものや、ブルガリのロゴ入りチョコレートプレートが乗ったミニサイズのマリトッツォ・チョコレート、アプリコットのタルトなど5つのスイーツが並んでいました。

1番下の段には、生ハムメロンやミニバーガー、トマトソースたっぷりのパイという3種類のセイボリーが乗っていました。しっとりとしたオレンジのスコーンは、ジノリ1735の磁器食器の器の中に入っいて、マスカルポーネクリームやジャムをトッピングするスタイル。クロテッドクリームではなく、マスカルポーネクリームというなのが、イタリアらしい発想。

そして、このスコーンも食べきれない分は、持ち帰る事が可能で、ゴージャスなブルガリの紙袋に入れて頂けました。

About Shop
ブルガリ・ホテル・パリ(Bvlgari Hotel Paris)
30 Avenue George V75008 Paris 8

4.ヴェルサイユ宮殿内にある「ル・グラン・コントロール(Le Grand Control)」で18世紀の世界に

2021年開業。パリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿の広大な敷地内にあり、1681年に建てられた歴史的建造物をリノベーションしたホテルです。ホテル内のレストランはフレンチの巨匠アラン・デュカス氏が監修しています。

アフタヌーンティーは、解放感溢れるテラスや美しい調度品に囲まれたレストランのウェイティングルームで頂けます。こちらでは、サービスの方たちも18世紀のコスチュームに身を包んでいるので、マリー・アントワネットの優雅な時代にタイムスリップしたような宮廷気分を楽しめます。

アフタヌーンティーは、まず初めにセイボリーが提供されます。足付きの器には、クリスピーチキンがのったシーザーサラダ。アボカドクリームとオマール海老のサンドイッチやクロックムッシュなどが乗ったプレートには、カレークリームを添えたやキュウリや、スモークサーモンなどがひと口サイズで。どれも繊細さの中にインパクトがある味わいでした。

続いて登場するスイーツのシグネチャーは、アラン・デョカス氏監修ならではのショコラを使ったスイーツ。他にも、大きなスイスパンやフランボワーズとヨーグルトのソルベ、ピスタチオのタルトレットとバニラクリームなどが並びました。かなりのボリュームですが、こちらもスイスパンなどは、テイクアウトさせて頂けました。


また、こちらのホテルのテラスはヴェルサイユ宮殿の庭へと繋がっているので、アフタヌーンティー後は、そのまま庭園のお散歩を楽しむこともできます。

About Shop
ル・グラン・コントロール(Le Grand Contrôle)
12 rue de l’Indépendance Américaine 78000 Versailles

今回ご紹介した4つのアフタヌーンティーは、全てスタンドも違い、スイーツやセイボリーもそれぞれのシェフの個性が溢れるものばかり。

日本のアフタヌーンティー人気も衰え知らずで、どんどん多様化していますが、本場もホテルやカフェによって味だけでなく、スイーツやセイボリーの傾向が全く違うのも魅力的です。改めてアフタヌーンティーとは、もはやブームではなく世界的に定着した食文化になっていると実感しました。

PROFILE
フードジャーナリスト
岩谷貴美 Takami Iwaya
フードとビューティーのジャーナリスト。雑誌やweb、TV、ラジオなどで活躍するほか、フードコンテストの審査員や、ホテルやカフェのアフタヌーンティー・プロデュースも多数手掛ける。スイーツを1日に20~30品食べることも日常茶飯。
Instagram : @takamiiwaya


配信元: ufu.(ウフ。)

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