◆記憶は匂いでよみがえる

浅野:人生の記憶の大半が仙台なので、色濃く覚えているのがその時代なんです。だから、1年後ぐらいにはデビューした頃の思いを書き始めるのかもしれないです。多分、自分の中で記憶を咀嚼して浄化しているんでしょうね。
――それもいい言葉です。しかも切ない思い出が多いです。
浅野:そうですね。嬉しさを文章に残すのは難しいです。
――これまた名言です。
浅野:嬉しさを書くと暑苦しさも伝わるので、それが私自身も嫌なんでしょうね。私自身も切ない文章に救われていたんです。だから、悲しみや切なさは自分だけじゃないんだって発信しているんです。
――喜びの共有は難しいけど、悲しみの共有はできますからね。今後、商業誌で連載を期待したいですけど、編集者の手が加わると面白くなくなるんでしょうね。
浅野:アーティストと一緒で万人受けを狙うと面白くなくなりそうです。
――なるほど。noteに書いてあるからこそ自由に書けます。noteはどういうタイミングで書きたくなるんですか?
浅野:匂いや雰囲気で記憶はよみがえることがありますよね。例えば春の匂いや色で過去の記憶がよみがえるので、そういうときに書きたくなるんです。あと一人で外に出かけると書きたくなります。
――みなさんにはぜひ浅野さんの文章を読んでほしいです。今後、新たに挑戦したいことはありますか?
浅野:アコースティックギターで弾き語りライブをしたいです。
――それは期待します。今後は哲学者っぽい一面をクローズアップされるセクシー女優に成長できそうです。
浅野:確かに哲学は好きだから、そういう一面も出していきたいです。

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note:「浅野こころのnote」
<取材・文・撮影/神楽坂文人(X:@kagurazakabunji)>
【神楽坂文人】
世界一セクシー女優を取材しているカメラマン、ライター、インタビュアー。元成人誌編集者のため、最後の砦として活躍中。年間イベント取材数300本超え! 年間インタビュー数200本超え! バイクで都内を駆け巡り1日で複数の仕事を受けている。X(旧Twitter):@kagurazakabunji

