◆基本的に、理想を追い求めることがダメだなんてことはない
ムネヒロさんほど理想が高い人は多くはありませんが、実はこの手のお悩みは「40代男性で婚活がうまくいっていない人」の“あるある”。筆者は次のようにムネヒロさんに話をしていきました。
まず、ムネヒロさんがおっしゃっていた「一生に一度の人生のパートナー探しで妥協したくない」という考え方は、決して間違ってはいません。
我々は子どもの頃から「夢を持て」「目標は大きく」とさんざん教え込まれてきたわけですから、理想を追い求めることがダメだなんてこともありません。
結婚相手にどんなに高い条件を設定してもいいし、どんなに数多くの条件を設定したっていい。
一生涯のパートナー選びですから、ご自身の“価値観”を最大限尊重して、自分が納得できる婚活をすべきなのです。
◆その高すぎる理想の成功率という“現実”は知っておくべき
しかし、です。本題はここから。高い理想を追い求めることは決して悪くありませんが、そのリスクはきちんと把握して、覚悟をしておく必要もあるわけです。
設定した条件が高いほど、設定した条件が多いほど、成功率(結婚できる確率)が減っていくのは当然のこと。
ムネヒロさんの場合、彼の条件にぴったりハマる女性は世の中に一定数存在するでしょう。
けれど問題は、その対象内の女性たちが45歳のムネヒロさんを選ぶかどうかで、その確率が低いのは自明の理。
ムネヒロさんの一度しかない人生ですから、ご自身のこだわりの条件を貫くのもいいでしょう。ただ、その条件設定の“現実”は知っておいたほうがいい。
率直に言って、ムネヒロさんの現在の条件設定のまま婚活を続けても、良い人と巡り会えて結婚できる確率は、おそらく1割ぐらいではないでしょうか。つまり逆に考えると、9割は失敗する難題にチャレンジしているということになります。

