◆「何かあったら」と大量の荷物を準備
「いっしょに準備をすると、またケンカになるかもと思って黙っていたのですが、とにかくどんどん荷物が増えていく。私の想定では大きなボストンバッグ1個とマザーズバッグ1個ぐらいでした。それなのに、大きなボストンバッグ3つがパンパンの状態」夫は「S(息子)は3歳になったばかりだし、何かあったときのため」というが、梨花さんはできるだけ荷物は減らしたい派。子どもの着替えはともかく、オモチャや絵本などもドッサリ。「そんなにいらない」と文句を言ってもきかず、とうとうケンカにも。
「けれど夫は『荷物は自分が持つから』と譲らず、さらに当日の朝には、前々日から凍らせておいたスポーツドリンクや冷却ジェルまくら、冷却ジェルシートに簡易トイレや子どもの好きなおやつ、そして、お気に入りの大きなぬいぐるみまで詰め込んだのです」
◆突然の高速道路での事故渋滞

「ごもっともだけど、私だってゆっくりしたい。『次のサービスエリアでいい』と、強くトイレを拒否したあと、高速道路で渋滞に巻き込まれたのです。渋滞情報によると、原因は大きな事故で、解消までにはかなり時間がかかりそうな状態。1ミリも動かなくなりました」
それでも、これまでこまめにトイレに立ち寄っていたため大人はトイレを我慢できたし、ガソリンにもゆとりがある。ただ、車が動かなくなったことで息子のSくんは不機嫌になり、しばらくすると「トイレに行きたい」とゴネはじめてしまう。

