◆第1位 「2002R」1万9800円

私物は約1年半履いていますが、どこも壊れていません。メーカー非推奨ですが、洗濯機で何度も洗っています。それでも、革もメッシュも傷んでいません。衝撃吸収も安定性もパーツ配分も完璧。他メーカーもこぞって模倣品を発売するほどです。持論ですが、スニーカーはパクられたら本物。ソールが加水分解することもなく、かかとの外側のいちばん削れる部分は、あらかじめカットされています。ひとまずこれを履いたら、ほかのスニーカーでは物足りなくなるでしょう。これでよく1万円台を維持できているな、と不思議に思えるほどです。
NBで迷っていたら、まず2002Rから試すのが最短ルートだと断言します。「320」や「576」、「1400」も愛用していましたが、現在は販売されていないので割愛しました。NBの面白いところは、「走る」ことに特化しているだけでなく、ライフスタイル用にも最新技術を惜しみなく転用しているところでしょう。決して安いラインナップではありませんが、そのぶんの価値はあります。品番や生産国に振り回されず、「自分の使い方に合っているか」まで吟味すれば、大きく外すことはありません。
【シューフィッター佐藤靖青】
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。著書『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』

