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今年入社した新入社員たちも、そろそろ社会人としての自覚が芽生えてくる頃なのではないだろうか。

◆GWに帰省した息子の態度に愕然…
「今年のGWに息子が帰省してきました。ただ、社会を見下しているのか舐めきっているのか。少し悲しかったですね」ひとり暮らしをしている子供が、大型連休に帰省してくる。親にとってこれほど嬉しいことはないだろう。だが、実の息子との久々の再会を振り返る桃山由美さん(54歳・仮名)の表情はどこか暗い。
「ウチは埼玉県の北部なので、都内に出るには少し不便なんです。だから、息子は大学入学と同時に東京にあるアパートに入居しました」
桃山さんの息子・悠馬さん(23歳・仮名)は、1浪して都内の有名私大に入学。今年晴れて、大手電機メーカーに就職を果たしたそうだ。
「大企業から内定を貰えた時は、私も夫も本当に喜びました。特に夫は中小企業に勤め続ける平凡なサラリーマンだったこともあってか、「悠馬は俺とは違う!」と嬉しそうで。もちろん、本人も無邪気にはしゃいでいて、私たちに『これまで育ててくれてありがとう。親孝行する!』なんて言ってくれたんですよ」

「親としては子供の近況が気になるじゃないですか。なので『仕事はどう?』と当たり前のことを聞きました。そしたら『まあ、ボチボチかな~』なんて言っちゃって。続けて『まあ、大手だしやっぱ安泰だよね。ボーナスも結構貰えるらしいし。まあ影響力ある会社だからヘタなことできないけどな』とか、澄ました顔で言うんです」
入社1か月弱の新入社員。特に大手企業のような研修が充実している環境では、まだ実務にも就いていない可能性も高い。だが、大企業の一員となり気持ちが大きくなるのは仕方ないと感じるものだが…
◆入社1か月で父親の会社のダメ出し

確かに、新入社員の若造にそんなことを言われたら、かなり腹が立つだろう。
「久しぶりの再会で険悪なムードは避けたかったので、夫と一緒に『頑張りなね…』って言いましたけど、環境次第で人は変わるなと実感しました。どちらかといえば目上の人に可愛がられるタイプだったのに、あの態度じゃ嫌われちゃうんじゃないかと心配しています。親としては『寄らば大樹の陰』の考えで安心していたけど、いくら大きな会社とはいえ所詮は雇われの身。それを自覚して謙虚に育ってくれればいいなぁ…。夫も表面上は何も変わらないけど、きっと思うことがあったはずです」

