
医療現場のピンチ!?私にできることはあるのか
2026年が始まってからこっち、経済界にはひっきりなしに嵐が吹き荒れているように思いますが、桜が満開の中、新年度が始まった4月初め、桜吹雪どころか桜ハリケーンのような、これまでより一層深刻な事態になっているように思えます。
戦争が勃発するとガソリン代が高騰する、輸入品の価格が上昇して物価が上昇、というのはこれまでも幾度となくありました。
その都度一般市民としては火の車を自転車操業するような家計になるので、心の底から勘弁して欲しいのですが、今回の中東情勢ではそれを大きく上回る危機が叫ばれています。
それは医療用資材の不足です。
医療現場では、原油を精製してできるナフサ由来の使い捨てプラスチック製品が多く使われているそうです。手術用の手袋やマスクや防護服、点滴バッグ、注射器、カテーテル、透析回路などがそうで、これらは「ディスポーザブル医療器具」と呼ばれています。人工透析を受けている方の週3回、1回4時間の治療が止められてしまえば命の危険に直結します。
ここまでの状況に陥ることは半世紀ほど生きている私にも経験なく、少しでも私にできることはないだろうかと考えました。
ナフサショック到来!下がっている銘柄を見つけようとするけども…?
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そこで、このご時世のニュースによって株価の打撃を受けている医療資材関係の銘柄を調べてみることにしました。今は「ナフサショック」で下がっていても、いつか状況が落ち着いたら回復するでしょうし、私のなけなしの投資資金をそういった企業に使うことで、極小ながらもこの危機を乗り越えるための行動ができたと思いたいからです。
これまで銘柄探しで「安定のディフェンシブ株」として製薬会社の銘柄をチェックしていましたし、実際に武田薬品工業<4502>も1株だけ持っていたりもしましたが、「医療資材」の銘柄を見てみたことはありませんでした。
医療資材関連の銘柄を検索してみますと、卸や輸入販売の企業が多くあります。こちらは現在、全体的に「販売価格上昇」という値上げニュースにより株価が上がっているような状況です。物資の不足=値上げ=株価も上がるのは、食品でもあったことですが、なんとも複雑な気持ちになります。
そこで医療資材のメーカーを探してみますが、ディスポーザブル医療器具大手のニプロ(株)<8086>は、3/23に安値1472円をつけてから、4/3終値1647円とジャンプアップ。「ナフサ関連株」として注目されています。
防護服のアゼアス<3161>などは、アメリカ・デュポン社製の防護服販売が主力で、自社製品もあるとのこと。こちらもナフサ関連株として3月末から上がり続けており、3/23に安値653円だったのが4/6には年初来高値703円をつけています。
もともと手堅い銘柄として強い医療系、そこに今回のニュースで注目されて、株価が上がっているのでしょう。
