高市チルドレン、結構忙しい地道な日常が続く
一方で、自民党の大勝で初当選した66人の「高市チルドレン」はどうしているのか?
特別国会が始まった2月17日に自民党は研修会を開き、「メディアの取材やSNSの発言には気を付けるように」などとくぎを刺した。そのせいか、大きな失言や不祥事はなく、議員としての「地道な日常」が続いているようだ。
比例代表北陸信越ブロックで20位で当選した古井康介議員(30)のように、地元放送局に日常活動を追いかけられるチルドレンもいる。朝9時からの総務委員会で、通信・放送・郵便事業の海外展開に関連する法律の改正案を議論。10分後に、別のフロアで開かれていた、地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会に移動。大臣の所信などを聞いてすぐに、総務委員会に戻り、昼まで続いた。昼は自民党本部での治水に関する議員連盟の総会に駆けつけ、ビーフカレーをかき込みながら、説明に耳をかたむけた。結構、忙しい。
田中真紀子氏「議員に筆記試験はどうですか、歴史とか外交の問題とか」
そんな国会議員の最近の日常風景を見て、田中真紀子元外相(82)が、動画の対談でこう語った。
「筆記試験はどうですか。最低限の歴史とか外交の問題とか、基本的なことが分かっているか。あとは、父(田中角栄元首相)のころにやっていた立会演説会。候補者がみんな集まって有権者が聞きに行く。質問を投げて、それに答えさせる。そうすると、意味が分かっていない人もいるし、しどろもどろになる人もいる。それを見て、有権者が選べるじゃないですか」
有権者が質問する立会演説会には、委員会や記者からの質問に答える場面が少ない高市首相にもぜひ、参加してほしい。
(ジャーナリスト 菅沼栄一郎)