毎日の手入れ次第で、庭やベランダの植物は顕著に変化していく。どんな道具を使えば、気軽に楽しく、そしてより素敵に育てられるのか。&Premium150号(2026年6月号)「花と緑のある暮らし」からプロの園芸家6人が日頃から使っている、信頼できるガーデニングツールをそれぞれ推薦コメントとともに紹介します。今回のテーマは、「霧吹き」について。
細かな霧を噴射し続けられる蓄圧式。

清水葉峰_「室内に飾る観葉植物やエアプランツには、毎日のミスティングが欠かせません。ショップでは数え切れないほどの数の植物を管理しているので、握ってスプレーするタイプだと腱鞘炎になってしまいそう。なので、蓄圧式を愛用しています」。ポンプで圧力を内部に溜めることで、一回一回プッシュせず連続噴霧ができる。家庭用ならば2 ℓくらいがちょうどいいサイズ。オセアニアポンプスプレー[∅12㎝、W20×H31㎝、容量2ℓ]¥4,070(エポカ/SOLSO FARM)
清水葉峰 『SOLSO FARM』代表 しみず・ようほう 大学で自然環境や緑化について学んだ後、植物・ランドスケープデザイン・施行のプロフェッショナル集団〈SOLSO 〉に入社。商業施設や店舗のスタイリングから、現在は『SOLSO FARM』のマネジメントなどを務める。
傾けても使える老舗メーカーの大定番。

川原伸晃_1940年創業以来、数々のスプレーを手がけてきた老舗メーカーの定番が、このスウィングシリーズ。ボトル内にあるホースの先を重くすることで、「傾けると内部でホースが自由に動いて、どんな角度、体勢でも噴霧が可能」だという。また、噴霧部を10度上向きにすることで、テコの原理でトリガーの操作をより軽やかにするという細かな工夫も。フルプラ No.705 スウィング500[W9.3×D11.7×H20.5㎝、容量0.5ℓ]¥1,180 *参考価格(フルプラ 048‒578‒4720)
川原伸晃 〈REN〉代表 かわはら・のぶあき 18歳でオランダのフロリスト、レン・オークメードに師事。2005年に〈REN〉を立ち上げる。’11年に園芸界初のグッドデザイン賞を受賞。著書に『植物哲学自然と人のよりよい付き合い方』(講談社選書メチエ)など。

