「寂しいです…」夫を亡くすも遺族年金ゼロ・退職金代わりも枯渇。貯金30万円・62歳妻が〈月13万円〉で強いられる「ひとりぼっちの老後」

夫の死後、経済的な理由からあらゆる交際を断つようになったSさん(62歳)。退職金代わりの共済金や寡婦年金といった制度上の支えはあったものの、事業の清算や闘病費用で資金は枯渇。「お金がないから」と友人の誘いを断り続けるうちに、周囲から人がいなくなりました。唯一の社会との接点であるパート先でも人間関係に悩み、誰とも本音で話せない日々。お金の余裕のなさが心の余裕を奪い、社会的に孤立していくシニア女性の事例を紹介します。
やりたいこともなかったけど、みんな行くから「なんとなく大学進学」で背負った奨学金350万円…私立大学出身の女性、返済開始から17年。39歳になってもまだ苦しみ続ける理由

大学を出ていなくてもきちんと働いている人はたくさんいる。さらに、大学を出たからといって、高収入の仕事に就ける保証もない。それでも、大学進学率は58.64%に達し、過去最高を更新、10年連続増というのが現状だ(文部科学省「令和7年度学校基本調査(確定値)」)。もはや大学に進学しない人のほうが少数派であり、なかには、多額の借金を背負ってまで大学へ進学をする人も非常に多い。いったいなぜなのか? そして「その先」に待ち受けるものとは? 埼玉県出身のAさん(39歳)の事例から紐解いていく。
