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【医学部受験】二次試験の面接で「なぜ医師になりたいのか」と聞かれたときの正しい答え方は?

【医学部受験】二次試験の面接で「なぜ医師になりたいのか」と聞かれたときの正しい答え方は?

親世代の成功体験が、子どもの不合格を招くことも…

保護者世代の受験では、「学科で高得点を取ること」が合格の中心に置かれていた時代感覚が強く残っています。そのため、家庭内の会話も「偏差値を上げなさい」「過去問をもっと解きなさい」「苦手科目をつぶしなさい」に偏りがちです。もちろん、それ自体は間違いではありません。しかし医学部受験では、学力だけに家庭の関心が集中すると、二次(面接・小論文)試験で問われる本人の価値観や医師像が置き去りになります。

面接で問われるのは、親が望む理想の答えではありません。本人がどのような経験から医師を志し、どんな医療者になりたいと考え、患者や社会にどう向き合おうとしているかです。親の成功体験をそのまま子どもに当てはめるほど、子どもの言葉は借り物になります。ここに、学力があるのに評価が伸びない親子の盲点があります。

家庭でできる準備は、早期に「本人の言葉」を育てること

二次(面接・小論文)試験の準備は、想定問答を暗記することではありません。むしろ、日常のなかで本人の言葉を育てることが重要です。なぜ医師なのか。医師以外の職業ではなぜ違うのか。これまでの経験のどこに、医療への関心が結びついているのか。こうした問いを、受験直前ではなく早い時期から考えさせる必要があります。

保護者は、答えを与えるのではなく、子どもが自分で考えるための問いを投げかける役割を担います。医療ニュースを見たとき、家庭内で「自分ならどう考えるか」を話してみる。学校生活や部活動での経験を、他者理解や責任感と結びつけて振り返る。こうした積み重ねが、面接や小論文での信頼感につながります。

亀井孝祥
医学部受験専門 メディカ東京代表

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