◆ブレイクによって変わった現場と評価の実感

メアリー:ありました。それ以前はギャラが撮影現場までの交通費と相殺されることもあったんですけど、どんどん上がっていくじゃないですか。それに、スタッフさんの対応や撮影現場のクオリティもよくなり、全て変わりましたよ。
――芸能界と同じですよね。ブレイクしてからは業界最大のアワードにノミネートされたり、売り上げランキング上位の常連にもなりました。
メアリー:めっちゃ嬉しかったですね。
――気持ちの面でも満たされましたか?
メアリー:認めてくれたんだなって満たされました。
――2023年と2024年は作品本数もめちゃくちゃ増えました。
メアリー:その頃はアーティストグループの活動もしていたのでレッスンも毎週あったし、イベントも多かったし、休みはほとんどなかったですね。死にそうなぐらい忙しかったけど、ここで止まったらまた元に戻るかもしれないと思い、進み続けました。
――トップランナーの重圧ですね。そういうプレッシャーもありましたか?
メアリー:ありました。
◆“クールなお姉さん”から“笑顔の人”へ、本来の自分の開示
――そこから、DVDメーカーと専属契約を結ぶ「専属女優」にもなれました。メアリー:やっぱり専属女優は絶対経験したかったですね。
――苦労人ですからね。
メアリー:憧れの専属女優になり、このタイミングで引退できてありがたいです。SNSに「○○専属女優」って肩書が書けて、めっちゃうれしかったですよ。
――そして、6月には大きなライブハウスで卒業記念ライブも行います。
メアリー:初めはワンマンライブも、あまり集客ができなかったんです。
――しかし、直近のワンマンライブは超満員でした。どの世界もそうですが、最初に集客がないと、その後はなかなか伸びないのですが、見事に右肩上がりになりましたよね。そこも何か努力や工夫をしているんですか?
メアリー:SNSに掲載する写真に、笑顔の写真を増やしたんです。最初の頃はパキッとしたクールでかっこよくて、セクシーな写真ばかり載せていたんですけど、ファンのみなさんに、より近い存在でいられるよう笑顔の写真の投稿を増やして、ありのままの自分を見てもらえるようになったら、それが数字にも表れたんです。
――そういう努力が集客にも繋がったんですね。
メアリー:元々はクールなキャラではないんですけど、キリっとしたお姉さん系の作品が多かったので、それに合わせたんです。でも、笑顔の写真を載せ始めたら「メアリーさんって、めっちゃ笑う人なんですね」ってファンの方から言われるようになりました(笑)。それをわかってもらうには、やはり人前に出て、本来のキャラクターを知ってもらうことが重要ですよね。

