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能登の風土が息づくパン屋【月とピエロ】(石川県・鹿島郡中能登町)

能登の風土が息づくパン屋【月とピエロ】(石川県・鹿島郡中能登町)

能登半島地震後に訪れてみて

能登への旅行は、2年前に起きた「能登半島地震」への支援に少しでもなればと考え、宿も再開したところが増えてきたので遅ればせながらの訪問となりました。

地震当時のお話を由香里さんにお聞きしました。

「この辺りは震度5ほどの揺れで、自宅の食器が落ちたり、薪窯がずれてしまい、一カ月ほどパンを焼けませんでした。幸いすぐに修理ができ、再び火を入れられるようになりました」

輪島方面では今も更地が広がり、以前とは違う景色に胸が沈むこともあるそうです。
それでも、能登の人たちは前を向いています。

「新宿伊勢丹の石川県フェアに一緒に出店していた「ラトリエ ドゥ ノト」 の池端シェフも、店舗倒壊によりフレンチとしては営業できていないけれど、別の形で復活をされていて、そういう姿にこちらが元気をいただいています。」と。

被災を経て、今後の生き方を変えるようになり、お店の営業スタイルも少し変わったとのこと。
遠方からのお客様が訪れやすいよう祝日の営業を増やし、催事にも積極的に出店するようになったそうです。

「催事で知ってくださった方が、いつか能登のお店まで来てくださったら嬉しいですね」

その言葉が、とても印象に残っています。

実際に足を運ぶと、パンだけではなく、その土地の空気や景色、人との会話までもが記憶に残ります。
パンは、粉や酵母だけでできているのではなく、その場所に流れる時間や風土、人の営みまでも抱き込んで焼かれているのだと、改めて感じました。

今回、七尾湾に浮かぶ能登島にも足を延ばしましたが、仮設住宅や通行止めの道も目にしました。和倉温泉でも、建物の損壊や更地となった風景が残っています。復興には、まだ時間が必要なのだと思います。

それでも、新たに営業を始めた店や、灯りをともす宿もありました。
また必ず、能登を訪れたいと思います。

ちなみに、お店の名前は建物には大きく掲げられておらず、駐車場にさりげなく記されています。
初めて訪れる方は、ぜひ外観を目印に向かってみてくださいね。

SHOP INFORMATION
【店名】月とピエロ
【住所】石川県鹿島郡中能登町羽坂2-92
【電話番号】0767-74-0662
【営業時間】10:00~14:00
【定休日】月・火・水・木(祝日の月曜は営業)
【Webメディア】
*Facebook :https://www.facebook.com/profile.php?id=100063700954822
*Instagram:https://www.instagram.com/tsuki_to_piero/

※写真の商品の種類、価格は、2026年5月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。

配信元: パンめぐ

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