◆40代男性宅がまさかのお宝発掘スポットに

理由は、彼らが1980~90年代カルチャーに触れて育った世代だからだ。しかも、当時のコレクションを捨てずに放置しているケースが多い。
40代男性宅に眠っていそうなお宝の代表例が、「ビックリマンシール」「カードダス」「ゲームソフト」「週刊少年誌」などだ。
こうした品々はノスタルジーのまま所蔵していたり、忙しさや家庭の事情で整理できないなどで価値に気づかないまま放置されてしまう場合が多い。
「昔の『週刊少年ジャンプ』はすごいですよ。『ドラゴンボール』や『ワンピース』の初回掲載号は、数十万円、ものによっては数百万円クラスになることもあります」
特に価格が跳ねやすいのが、「初期版」「限定版」「未開封」「箱付き」といった条件を満たす品だ。
「ゲームソフトや玩具は、箱付きかどうかで価格がかなり変わります。説明書だけで値段が付くこともある。未開封ならなおさらです」
◆木彫りの熊や古いカメラも…捨てれば損する可能性

昭和の実家に無造作に置かれていそうな民芸品だが、作家や年代によっては高額になることがあるという。
「熊の足の裏に作家名や年代が書かれている場合があります。何気なく捨てられがちですが、意外な高値が付くこともあります」
そのほか、こけしなどの民芸品、昭和レトロ玩具、古いフィルムカメラ、レコード、カセットテープ、アニメグッズなども、安易に捨てないほうがいいという。
「日本人は“古い=価値がない”と思いがちですが、海外では“レトロな日本文化”として人気があります。カビが生えた古いカメラでも欲しがる人は少なくありません」
一方で、高そうに見えて売れない物もある。代表例が桐ダンスや座卓など大型の和家具だ。かつては高級品だったが、住宅事情やライフスタイルの変化で需要が激減した。
「数十万円で買った家具でも、今は残念ながら買い手がつかないケースが多いですね」

