脳トレ四択クイズ | Merkystyle

Booking.com経由の予約情報流出、日本法人は自社からの流出を全面否定...ではどこから? ホテルオークラ神戸など関連ホテルはさらに拡大

「犯罪だから、システムがどうアタックされたかは開示できない」

こうした予約情報流出は、Booking.com からでなければ、どこから漏れたと考えられるのだろう。この質問に大畑氏は「フィッシングは本当に色々なケースがあるので慎重に調べなければならない」と答え、その先は話さなかった。

Booking.comのセキュリティー部門と各ホテルの間には、直接、異状を報告し相談する仕組みが備わっているという。不審メッセージのもとになった予約情報の流通経路について問うと、大畑氏は「流通経路がどうアタックされたかは開示できない。なぜなら、フィッシングは犯罪なので、公表しない」とした。被害全体の人数やホテルの数、国籍についての質問にも「数字は開示していない」と回答しなかった。

大畑氏はホテル名を明らかにしなかったが、記者の調べでBooking.com経由の予約情報流出と客に対する不審なメッセージが新たに判明したのは、東急不動産の子会社が運営する「東急ステイ」。5月21日に公式サイトに告知を掲載し、「本事象についてはBookin.comに状況の確認及び調査を依頼」「現時点において、当ホテルでは本件に関する情報流出は確認されていない」と述べている。

相鉄ホテルズ、ホテルモントレ、法華クラブグループも注意喚起を呼び掛ける

神戸港のランドマークとされる「ホテルオークラ神戸」は5月22日、「『Booking.com』を通じたご予約に関する当ホテルをかたる不審なメールの送信事象について」との告知を公式サイトに掲載した。客に心配をかけていることについて「心よりお詫び申し上げます」と述べている。「当ホテルでは予約アカウントが不正利用された形跡はない」とし、管理システムのパスワード変更などの措置を講じたという。

相鉄ホールディングス傘下の「相鉄ホテルズ」も同日、公式サイトで「弊社ホテルやBooking.comを装った不審なメッセージの送信」への警戒を呼びかけ、「お客さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを心よりお詫びする」と表明した。 また、「ホテルモントレ」は5月上旬以降、東京、大阪などにある個別ホテルで同様の不審メッセージ送信を確認し、公式サイトで公表した。「ホテル法華クラブグループ」も5月14日、京都など各地のホテルを装った不審メッセージをめぐり、注意喚起を公式サイトで呼びかけている。

(ジャーナリスト 橋本聡)

配信元: J-CASTニュース

あなたにおすすめ