こうしたトラブルについて、在阪の記者に話を聞いた。
「近年の大阪では、民泊を取り巻く環境がかなり過熱している印象です。騒音やゴミ問題といった従来から指摘されるトラブルに加え、周辺の家賃相場が押し上げられ、住民が値上げを迫られるといった予想外の影響も出てきました。こうした事態を受け、大阪市では民泊に関する苦情の増加に対応するため、専任チームを設けるなどの対策に乗り出しています」
◆住宅街で広がる民泊客の“生活被害”

「駅から少し離れたマンションなんですが、いくつかの部屋が民泊になってしまったことで、中国人の方がひっきりなしにやって来るようになったんです。部屋でバカ騒ぎする声も聞こえますが、それ以上にうるさいのがキャリーケースのガラガラ音と話し声。遅い時間にやって来ると静かな住宅街にガラガラ音と話し声が響くんですよ」
高橋さんはさらに続ける。
「民泊になっているマンションは少し奥まった場所にあるから、入り口がわかりにくくて……。それで、オーナーだか予約サイトだかに電話をするんですが、外国人の人ってスピーカーフォンにして手で持って話す人が多いんですよね。これが本当にうるさい。なんでわざわざスピーカーにして話してんのよって思います」
◆送迎車の路上占拠、悪質なポイ捨ても…
加えて、こうした中国人客を送迎する車によるトラブルも急増しているという。「空港への送迎の車がよく来るんですが、どの車も大きなワゴンタイプ。それが狭い道を強引に入ってきて道路を塞いだり、運転手がタバコの吸い殻やペットボトルをそこら中に捨てるんです。近くには小学校もあるので、なんとかしてほしいと警察にも相談したのですが、『パトロールを強化します』と言われておしまい。来ている車はたぶん白タクなんで、それも含めて捕まえてほしいと言ったんですが、白タクという証拠を押さえるのはなかなか難しいと」
もはや打つ手なし……。高橋さんは「もう、引っ越すしかないかなぁ」とあきらめ顔だ。

