
高温多湿の梅雨や夏は家の湿気が気になるシーズン。ジメジメした部屋は不快に感じやすく、カビの発生も心配です。快適な湿度を保つためにできる工夫をご紹介します。
梅雨・夏は部屋の湿気に注意
まずは湿度と私たちの健康との関係について見てみましょう。
快適な湿度は40%~60%
東京都の「健康・快適居住環境の指針」によると、健康を支える快適な住まいの湿度は40%〜60%が目安とされています。同じ温度でも湿度が高いと暑く感じ、湿度が低いと涼しく感じるなど、湿度によって快適さが変わります。
参考サイト:東京都保健医療局ホームページ
梅雨・夏の湿度は70%超!
では、実際に梅雨や夏の湿度はどのくらいなのでしょうか。気象庁によると、東京都における2025年5月~9月の湿度の月平均値は74%~79% でした。同年2月の湿度の月平均値が44%であったことと比較すると、梅雨から夏にかけては特に湿度が高い傾向にあることが分かります。
参考サイト:気象庁ホームページ
湿気が多いことのデメリット
湿度が高すぎると以下のような悪影響が生じます。
● カビやダニの発生リスク
湿度が60%を超えるとカビやダニが発生しやすくなります。カビやダニは気管支ぜん息やアレルギー性鼻炎などの原因となるため、湿度は60%以下に保つのが望ましいとされています。
● ストレス
高温多湿の環境は不快感や寝つきが悪くなるなどストレスの要因になります。湿度が20%違うと体感温度は約4度変わるといわれています。
● 熱中症リスク
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温が十分に下がらないことから、高温多湿の環境になると熱中症のリスクが高まります。
湿気がたまりやすい場所
部屋の中で湿気がたまりやすい場所をまとめました。

● 部屋干しをしている場所
洗濯物を部屋干しすると、洗濯物から発生する水分で部屋の湿度が大きく上昇します。
● 風通しが悪い場所
クローゼットや押し入れ、シンク下、靴箱、衣装ケースなど、閉め切った空間は湿気がこもりやすくなります。
● 汗がこもる場所
布団やベッドなどの寝具は汗による湿気がたまりやすい場所です。
● 日当たりが悪い場所
北側の部屋など、日当たりが悪い場所は日差しによる乾燥効果が得られず、湿気がこもりやすくなります。
● 水まわり
お風呂場や洗面所、キッチンなど生活水を使用する場所は必然的に湿度が高くなります。

