「俺の30年は何だったんだ」…屈辱の〈年収4割減〉に退職届を叩きつけた60歳工場長。失業給付が切れる前、追い詰めながら決めた「まさかの再就職先」【CFPの助言】

高年齢者雇用安定法により、60歳以降に会社に勤め続けることは可能になりました。しかし、定年の延長でそれまでと変わらない待遇が保証されているケースは、まだまだ少数派といえます。処遇の変更に納得できず、長年勤めた会社を辞めてしまう人も少なくありません。本記事では、CFPの松田聡子氏が、勤務先による定年後の待遇にプライドを傷つけられた60歳の元工場長の事例をもとに、「60歳の壁」の乗り越え方を解説します。
「孫に会えなくて寂しい。でも、せいせいした」娘家族に、月14万円の年金から“月6万円のお小遣い”を出していた72歳女性。きっぱりやめたあと、静かな家で守った〈本当の自由〉【FPが解説】

孫と過ごす時間は、多くの祖父母にとってかけがえのない喜びです。しかし、それが“たまに”ではなく日常的に続くようになると、体力は少しずつ奪われていき、生活リズムも変化し、また家計にも少なからず影響が出ます。総務省統計局『家計調査報告〔家計収支編〕2025年(令和7年)平均結果の概要』によれば、65歳以上の夫婦のみの無職世帯の可処分所得は月22万1,544円、消費支出は26万3,979円で、平均すると月約4.2万円の赤字です。
