アイドルグループ・僕が見たかった青空の秋田莉杏が、本格殺陣舞台『紅哭-KURENAI-』で主演デビューを果たした。
僕が見たかった青空・秋田莉杏本作は信州・上田を舞台に、戦場を生き延びるため刀を振った忍びの少女たち”紅哭”が宿命に立ち向かっていく物語。5月27日、東京・シアターサンモールでの初日公演を前に公開ゲネプロが行われた。終演直後、汗も引かぬうちに取材に応じてくれた彼女は、開口一番「ヤバかったですね」と笑顔を見せた。
◆3月から始まった殺陣「セリフが飛んだりしちゃって」
「ゲネ前に会見で写真を撮ってもらうときに、SPA!さんを見つけて『いえーい!』ってやっときました(笑)」と、いつもの彼女らしい反応だったが、初舞台の緊張は相当なものだったようだ。

「本番の劇場で通したのが今日初めてだったんです。だから、どうなるかわからない状態だったんで不安だったんですけど、無事に終わりました。ゲネの反省を生かしてアップデートして本番に臨めたらなって思います」

今回の見どころになっている殺陣は初挑戦。3月から始まった殺陣の基礎稽古では慣れない動きで覚えるのが精一杯で苦労も多かった。
「見せ方や相手役の方との間合いが大事になってくるので、そういう部分を考えながら動いているとセリフが飛んだりしちゃって。音響と殺陣がちょっとズレたら終わるので緊張もすごいんですけど、それが稽古を通して楽しいなという気持ちになってきました。ゲネでも思いましたけど、殺陣をやっているときが一番感情が入りやすいですね」

◆感情を隠して生きる役を、感情を出すアイドルが演じる
そんな難しい殺陣に挑みながら、秋田にはもう一つの大きな挑戦があった。紅哭の一員である主人公・霧音は元SKE48の菅原茉椰とのダブルキャストで演じる役柄だ。
写真左から、清水順二、湯本亜美、秋田莉杏、菅原茉椰、佐藤アツヒロ「アイドルの私を知っている方だったらわかると思うんですけど、普段の私はめちゃくちゃ感情を出すタイプなんです。だから、感情を隠して生きる霧音を演じるのが難しかった。演出家の方にも私らしさも無くさない提案もしていただいたので、そういう部分を見ていただきたいです」とアピールした。
この日の会見で菅原は秋田の霧音について「私と莉杏ちゃんが7歳差というのもあって、すごく素直な子なんだなという印象です。莉杏ちゃんらしいまっすぐなところが現れている」と絶賛。

また、秋田も「私は霧音の感情を隠して演じる茉椰さんが好きです。スタイルがいいんですけど、殺陣でも伝わってくる魅力があります」と互いの魅力を認め合った。