「これ、何のための事前通告ですか」
伊佐氏は「これ、何のための事前通告ですか」とあきれた様子で応じ、「首相が本当に大変なのは分かる。しかし今回は国民も注目しているし、国会でSNS規制をどうするかという議論をしている。まさに総理周辺で起こっていることだ」と主張。
「質問は昨日の昼過ぎぐらいの時間帯に渡している」とし、「私はそれ(=確認できていない)は通らないと思います」と追及した。
高市氏は、「私に音声を確認しておいてほしいという通告も夜中に見ました。夜中に有料会員になって音声を聴くというのは非常に厳しいことだ」と返答した。
伊佐氏は「秘書に対して、『これはあなたの声ですか?』と確認しておいてくれというのが前提にあるわけで、『有料だから確認できません』というのは総理の発言としてどうか」などと反発。自身が所持している音声データを渡すとし、会議を止めて確認をしてほしいと求めた。
声の主「断言することは難しい」
議場はにわかに混乱し、高市氏は「今後情報を確認し、答弁に応じる」とした。伊佐氏は今すぐ休憩を取り確認してほしいと食い下がったが、坂本哲志予算委員長は「理事会で協議をする」とした。
昼休憩後、次の質問に立った長妻昭氏は「(問題の)音声データそのものを聞ける状態でお渡ししたが、真偽はお分かりになりましたか」と質問した。
高市氏は「『有料のものを他人に聞かせてはいけない』という規約に抵触してはいけないかと思い、文字起こしをしてもらった」とした上で、音声の内容を確認したとした。
「(秘書)本人の声ということで間違いないのか」と質問を重ねた長妻氏に、高市氏は「断言することは難しいが、やりとりの内容は把握した」とし、「他候補を批判する動画の作成や(批判)を広げてくれとか、そういった内容ではない」とした。
長妻氏は高市氏への音声の提供について、文春に確認を取っているとした上で、5日に予定される参院予算委で「音声の主が秘書かどうかを確認の上、明日野党の質問に答えていただきたい」と語った。