働きやすい環境づくりのため全店休業も、異例の年間12日
ブロンコビリーではほかにも、従業員のための取り組みとして、全店舗の一斉休店日を設けている。「全従業員の働きやすい環境づくりのため」に実施しており、直近では6月9日が全店休店となる。
この取り組みは23年から開始。年間8日から少しずつ増やし、現在は年間12日、月1日の休店日を設けている。
近年、チェーンの飲食店では、従業員の働きやすい環境づくりのために全店休業日を設ける取り組みが増えている。
例えば、スシローでは例年、5月の連続する2日間(26年は12、13日)に全店休業を実施。しゃぶしゃぶ、焼肉、和食レストランなどを展開する木曽路は、26年度に5日の全店休業日を設けると発表している。また、丸亀製麵では一部店舗を除き、25年7月24日に「丸亀ファミリーホリデー」として終日休業を実施したほか、26年1月1、2日には年始休業を実施している。
こうした中でも、月1回の全店休業は異例の多さといえるだろう。千葉氏は、この日数の設定について、次のように説明する。
「もちろん、定期的に休業するということは、その分売り上げが減ることにもなります。従業員の働きやすさのために安心して休める日を設けたい一方で、上場会社としては業績の確保も経営上重要な課題です。そのバランスを取るなかで、月に一度という頻度を設定しています」
従業員からも、「会社が休みを指定しているため確実に休める」「今まで以上に休みやすくなった」といった喜びの声が上がっているという。
ほかにも、パートやアルバイトを含めた特に頑張っている従業員に対して、最前線のフードビジネスを体験できるアメリカ研修も実施しているとした。