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20代女性「年上が好き」→「俺イケるかも」40代男性が“おぢアタック”してしまうワケ。自分の短所が“致命的”だと気づかない

20代女性「年上が好き」→「俺イケるかも」40代男性が“おぢアタック”してしまうワケ。自分の短所が“致命的”だと気づかない

◆20代女性の「年上が好き」発言への“解像度”が低い

 ちなみに、年齢差が開きすぎていることが恋愛・婚活市場においての市場価値を激減させることに気付いていないわけですが、その原因についても説明しておきましょう。

 それは「女性は年上好きが多い」ということへの“解像度”の低さが招いています。

 たしかに年上男性が好きな若い女性は多いのですが、実際に年上好きだと公言している女性にどれぐらいの年齢差が理想なのかを尋ねると、「3~5歳上」ぐらいの年齢差を答える割合がもっとも多いのです。

 つまり、23歳のアリスさんと同年代で年上好きを公言している女性がいたとしても、恋愛対象は20代男性に限定されているということもザラ。「3~5歳上」に次いで多いのが「5~10歳上」ぐらい、その次が「10~15歳上」ぐらいで、当たり前ですが年齢差が大きくなるほど割合は下がっていきます。

 ですから年上好きの20代女性から見ても、多くの場合、40代男性は恋愛対象外になってしまうのですが、「年上好き」発言への解像度が低いと「40代の俺でもいけるかもしれない」と期待してしまうというわけです。

◆成就率が数%しかない“実例”に希望を見い出している

 とはいえ、ごく稀に「15~25歳上」も恋愛対象になるという20代女性もいます。そういう稀有な20代女性が40代男性と真剣交際するという奇跡が起こるケースがあるのも事実。

 けれど、そのミラクルカップルがおぢアタックしたい40代男性たちにとって、悪い意味での希望になってしまっているという側面もあるわけです。

 全20代女性のうち40代男性とガチ恋愛ができる人は10%も存在しないと思いますが、その幸運な出会いを引き当てて交際までこぎつけた40代男性は、周囲のおぢアタックしたい仲間たちから羨望の的となるでしょう。

 また、そういった超・歳の差カップルがメディアに登場して話題を集めることもあります。

 要するに20代女性と40代男性のカップルは現実に存在していますが、“実在する”という事実にだけ着目して、その成就率の低さに目を向けていない40代男性が、懲りずにおぢアタックを繰り返しているのでしょう。

 ――ここまで説明するとアリスさんは40代男性の心理が理解できたようですが、「おぢアタックしたくなっちゃう理由はわかりましたけど、私は迷惑してるのでやめてほしい(笑)」とのこと。

 このアリスさんの最後の言葉は、多くの20代女性の気持ちを代弁しているのかもしれません。

<文・堺屋大地>

―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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