友人の有給も無駄になり「申し訳ない気持ちでいっぱいだった」
自分自身がチケット代をだまし取られただけでなく、その影響は女性の友人にも及んでしまいます。

実は「チケットが確保できたものと安心していて、当日に友人を誘っていた」と明かす女性。「友人も有給を取得して楽しみにしていた」と言います。
当時の心境について「もっと早く気づけていれば、他の席のチケットを買うこともできたかもしれない。友人にも申し訳ない気持ちでいっぱいだった」と振り返る女性。
チケット代をだまし取られた悔しさに加え、友人の期待を裏切ってしまったことへの強い罪悪感を抱いていました。
さらに、周囲の対応の冷たさも女性を苦しめたと言います。トラブルで特に困ったこととして「警察があてにならないこと。公式がリセールを勧めているサイトでこのような被害にあったこと」の2点を挙げた女性。
被害届が受理され、詐欺が確定するまではリセールサイトも動いてくれないため、「二次被害を防ぐ気があまり感じられなかった」と、被害者寄りではないシステムの構造に強い憤りを感じていました。
ようやく被害届を提出し、情報提供にも協力。それでも進展は「全くなし」
このまま泣き寝入りするのは悔しい……そう感じた女性は、その後もあきらめずに行動を続けました。

AIを使っての被害届の手順の確認、時系列リストの作成などを自らの手で進め、公演の当日を過ぎてからは警察への被害届提出も済ませたと言います。
その結果「リセールサイト側で出品者の利用停止」が行われたのだとか。さらに、「後日、別の方が提出した被害届について、情報提供の協力を依頼された」と、女性は他の被害者を助けるための連携にも協力しました。
しかし、肝心の自身のお金について進展を聞くと「全くなし」と女性。3カ月が経過した今も、だまし取られたチケット代は戻ってきていません。
