自民党の有村治子総務会長(参院議員)が2026年6月16日、立憲民主党の古賀千景氏による「自衛隊に行く子どもたち」をめぐる発言について、Xに見解をつづった。

「自衛隊に行く子どもたちって、経済的に厳しい子どもたち」
古賀氏は15日の参院決算委員会で、防衛省が作成した子ども向けの冊子に関する質問を行った。
教員でもあり、日本教職員組合(日教組)の組織内議員を務めている古賀氏は、自身の経歴を踏まえ「私も教えた子がいっぱい自衛隊にいるんです。いっぱい苦しんでますよ」と主張。
「わかってほしいのは、自衛隊に行く子どもたちって、経済的に厳しい子どもたちが行くんですよ。豊かな子どもたちは自衛隊とかなりませんよ!」と声を張り上げた。
小泉進次郎防衛相は「自衛官の子どもたちへの配慮に欠ける発言だったのでは」と反論。古賀氏の主張を否定し、「これは事実誤認だと思います」と厳しい表情で応じた。
古賀氏は問題の発言について「撤回する」としていたものの、SNSでは「差別発言ではないか」などと怒る声が相次いだ。
「陸・海・空自衛隊出身の地方議員有志」が古賀氏に抗議
有村氏は、同日行われた記者会見でも、本件をめぐる質問を受けたという。航空自衛隊出身で福島県議を務める同党の渡辺康平氏による抗議文を引用した上で、自身の思いをつづった。
渡辺氏は、Xで「私たち陸・海・空自衛隊出身の地方議員有志は、6月15日の参議院決算委員会における古賀千景参議院議員の発言に対し、強く抗議いたします」とし、古賀氏に郵送とファクスで送付した文書を公開した。
抗議文では、「今回の発言は、自衛隊を志す若者や現職自衛官、自衛官の家族に対する重大な偏見であり、国家と国民のために命をかけて守る自衛官に対する冒涜でもあります」と説明。
「自衛官及び自衛官家族に対する偏見を助長したことについて真摯に反省し、その名誉回復に努めること」や「立憲民主党として今回の発言に対する見解を明らかにするとともに、再発防止策を講じること」を求めていた。