
忙しい毎日の中で、ホッと一息つける場所はありますか? グリーンコーディネーターのRIKAさんは「身も心もリセットしてくれるのは、いつも静かに迎えてくれるベランダの植物たち」と語ります。この記事では、初心者でも育てやすい「丈夫で見栄えのよいおすすめプランツ」と、ベランダを心地よい癒やし空間に変えるプロのコツをご紹介します。
「育てたい植物が心地よい場所なのか」
購入する前に見極めて
癒やしの時間をもたらしてくれる空間を作るには、広さはなくても、完璧な環境でなくても大丈夫! 植物を育てるには、元気に育つための条件 「光」 と 「風通し」 がよいことが大切なので、そこをきちんと押さえておけばいいんです。条件がすべて揃ったベランダは、 そんなに多くないので、植物を選ぶ前に「自分のベランダがどんな環境なのか」を観察して把握しくことが重要です。
【環境】
- 日当たり:よく陽が当たる場所 or やさしい半日陰の場所
- 風通し:風がよく通る場所 or 風が強すぎる場所 or 熱がこもりやすい場所
- 最も厳しい場所:室外機の風が当たる場所

一カ所のベランダでも、全部のエリアで同じ環境とは限りません。ベランダの手前と奥、上方と下方では全く環境が異なったりします。もし“光”が足りなそうなら“耐陰性のある植物を選ぶ”、逆に強ければ“暑さと乾燥に強い植物を選ぶ”ことが基本です。どうしても難しい場合は、スタンドを用いて高さを出すなどして、環境を改善すればOKです。

「どんなに環境を整えても、時には枯れてしまうこともあるかもしれません。 けれどそんな経験も積み重ねながら、自分にとって心地よいベランダガーデンを作り上げていくんです。それがベランダガーデンづくりの醍醐味だと思います」とRIKAさん。
植物を選ぶ前におさらい!
植物を魅力的に合わせるためのテクニック
ベランダに迎えた植物は 元気に育てて、魅力的に配して楽しんで。 高さや彩りの変化、 強弱などのデザイン性を意識して配置して、 インテリアのように 居心地のよい景色を作り出しましょう。
① 高低差で楽しむ

まずは、 空間の軸になるシンボルツリーとなる樹木を用いて 高さをつくりましょう。ふわりと枝葉に動きのある樹木を取り入れると、 風景に自然なまとまりが生まれます。 さらに樹木の株元に瑞々しくふわりと広がる下草を合わせれば、シーンに立体感が生まれて、地植えの庭のような自然な雰囲気が楽しめます。
② つややかなグリーンを重ねて楽しむ

ベランダを心地よく、 長くキレイな状態を楽しむには、 色を増やしすぎず、 “グリーンを主体”にすることがおすすめ。 濃いグリーン、 やわらかな黄緑、 シルバーがかった葉など、 植物それぞれの葉色や質感を重ねることで、 つややかな奥行き感が生まれます。 そこに季節の花を少しだけ添えると、 色が自然に引き立ち、やさしくまとまります。 また、お手入れも楽に。
③ 雑貨や鉢と楽しむ

雑貨や鉢は、 植物をより魅力的に見せてくれる大切な存在です。 好みに合わせて「シャビー」「ナチュラル」「モダン」などテイストを揃えることで、 空間全体に自然な統一感が生まれます。 植物との相性もあるので、植物と雑貨が持つ雰囲気を見極めながら、セレクトしていきましょう。
