◆酔っ払い男がつけていた“とあるバッジ”

「マナーは守っていましたが何度話したところで埒が明かないし、車掌さんがくるのを待って間に入ってもらうことも考えていたのですが……。男性の胸元に付いていた社章バッジをよく見てみると、少し見覚えがありました。なんと前の会社に勤めていたときに担当していた取引先の社章だったのです。そこで『○○にお勤めですか?』と尋ねてみました」
◆社章で“相手の弱み”を突くことに
すると、男性はわかりやすいほど表情を一変させる。しかし、ここで追撃の手を緩めず、「御社にこの件を連絡してもいいんですよ」と付け加えるのも忘れなかった。「最後の一言は余計だったと反省していますし、手を出されたわけではないので会社に連絡するつもりもなかったです。それでも効果は絶大だったらしく、それ以降、絡まれることはありませんでした。自分より年下の若造に頭を下げるのはプライドが許さなかったのか、男性からは最後まで謝罪の言葉がなかったですけど(苦笑)」
社章バッジに関しては社外では外す企業もあれば、業務中は社外で付けることを義務付ける企業もあり、ルールは会社によって異なる。いずれにしてもバッジを付けている状態でトラブルを起こした場合、相手に対してだけでなく勤務先にも迷惑が及んでしまう可能性もあるだろう。
「S work車両」のルールを理解し、まずは自分自身がしっかりとマナーを守らなければならない。
<TEXT/トシタカマサ>
―[大好評記事・漫画版]―
【ハッシー橋本】
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 X(旧Twitter)@hashimotosan84

