督促の電話で自主退職に追い込まれ、さらには……男性がたどった悲惨な道筋とは?
自らのお金をだまし取られただけでなく、500万円以上の借金が手元に残った男性。毎月の利息の返済すら追いつかなくなってしまいます。

その結果「長年勤めていた会社にも督促の電話がかかってくるようになり、居づらくなって自主退職せざるを得なくなりました」と明かす男性。さらに借金が原因で、結婚を約束していた恋人にも愛想をつかされてしまいました。
「毎日のように鳴り響く消費者金融からの督促電話やメールに怯える日々が続き、精神的に完全に追い詰められました」と振り返った男性。仕事を失ったことで家賃の支払いも滞り、一時は住む場所を失いかけるところまで困窮したと言います。
男性は「自分の愚かさと軽率な行動に対する激しい後悔と絶望感で胸が押しつぶされそうでした」と当時の苦悩を振り返った上で「誰にも相談できず、夜も全く眠れない日々が続き、一時はこのまま人生をすべて終わらせてしまおうかと本気で考えるほど精神的に病んでいました」と続けました。
弁護士に相談し自己破産。甘い話は存在しないという教訓
「これ以上自分一人ではどうにもできない」。自分自身の状況に限界を感じた男性は「インターネットで無料相談を受け付けている法テラスを通じて、多重債務や詐欺被害の解決に強い弁護士を紹介してもらい、すがる思いで法律相談に行きました」と振り返ります。

弁護士に介入してもらったことで、消費者金融からの督促はストップ。「詐欺グループに振り込んだお金を取り戻すことは不可能でしたが、自己破産の手続きを進めてもらい、最終的には借金を免責してもらうことができました」と、なんとか再出発の道を歩み始めました。
もし当時に戻れるなら「最初の10万円を失った時点で詐欺だと見切りをつけ、絶対に追加の振り込みをしません」と男性。少しでも怪しいと感じた時点で、警察や専門家に相談することの重要性を実感したようです。
男性は最後に「世の中に楽して稼げる甘い話は絶対に存在しないということと、一度失った社会的信用を取り戻すには膨大な時間と苦労がかかるという痛烈な教訓を得ました」と教えてくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年6月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
