「1,000万円が、すべて消えている…」タンス預金を誇っていた79歳母の悲劇。髪を振り乱して旅行用カバンに詰め込んでいた“紙切れ”の正体

警察庁が発表した「令和8年3月末における特殊詐欺の認知・検挙状況等について(暫定値)」によれば、特殊詐欺全体の認知件数は1万1,093件(前年同期比30.2%増)、被害総額は約937.9億円(同79.0%増)と、被害は大幅な増加の一途をたどっています。さらに、令和8年からは公的機関の人間を騙って言葉巧みに資産を狙う「ニセ警察詐欺」が、独立した手口として位置付けられるほど急増しています。また、被害金がどのように奪われたのかを示すデータをみると、犯人が直接自宅を訪れて現金を持ち去る「現金手交型」の被害額は、依然として高い水準で推移し続けています。今回は、79歳の独居女性の事例から、高齢者が保有するタンス預金の脆弱性に警鐘を鳴らします。
「家族のために生きてきたのに…」92歳女性が〈孤独死〉に怯えるワケ。晩年、血の繋がりのない若者に、生まれて初めて明かした“積年の重荷”

「ステップファミリー(子連れ再婚家庭)」という言葉が広く浸透した現代。厚労省の人口動態統計(令和6年)をみても、全婚姻約48.5万件のうち夫の17.9%、妻の15.6%が再婚であり、離婚全体の約27.7%(約5.2万件)が同居5年未満の早期離別であることが示されています。幼い子どもを連れて再婚し、新たな家族を築くことは、現代社会において多様な家族の形の一つとして受け入れられつつあります。しかし、「連れ子」として生きた人々にとって、その道のりは必ずしも平坦とはいえないケースも多々あるようで……。今回は、連れ子として生き抜いた女性の事例から、本当の相続対策とはなにかを紐解いていきます。
