国指定天然記念物として、ありのままの自然を守る厳格な維持管理
あぶくま洞が石灰石の採掘中に偶然発見されたのに対し、入水鍾乳洞は地元の人々の探求心によって発見されました。
「この地域には、仙台平(せんだいひら)、中平(なかひら)、駒ヶ鼻(こまがはな)という三つの山があり、合わせて三山(みやま)と呼ばれています。古くからこの地域には『三山の大地の底は、かご(洞窟)になっている』という言い伝えがあり、これを実証したいと地元有志で山を捜索したところ、1927(昭和2)年8月25日に鍾乳洞が発見されました」
貴重な鍾乳洞を守りたいと運動が進められ、1934(昭和9)年12月、当時の文部省から国の天然記念物に指定されました。名称も「滝根不動洞」から「入水鍾乳洞」へと改められました。
過酷で魅力的な環境をありのままに保つことには、国の天然記念物ならではの難しさと責任があります。
「現状変更や保存に影響を及ぼす行為に制限があるため、例えば休憩用の椅子を1つ置くことすら文化庁の申請・承認が必要です。基本は手を加えず自然の姿を残すことが最優先。泥が入り込んだ際も天然の水で洗い流すなど、自然が作ったものを自然の力と人の手で守っています」

コース内にかけられている階段。安全に探検するための設備も、国の承認を得て設置されている
管理にあたっては、天候による水量の変化にも細心の注意が払われています。
「雨が降ると時間差で洞窟内の水量が増えるため、現場では状況に応じてコースの閉鎖や入洞制限を判断しています。大自然のなか、安全に楽しむためには、無理をしない心構えが大切です。進むのが難しいと感じたら、『今回はここまで』と判断し引き返してください。もし動けなくなった場合は、入洞後1時間を目安に(※)スタッフが安全確認に向かいますので、その場でお待ちください。事前の準備を整え、万全の状態で探検を楽しみましょう」 ※Aコース入洞の場合
本物の大自然と探検がすぐ身近にある、田村市ならではの贅沢な暮らし
「入水鍾乳洞の大きな強みは、アクセスの良さです。多くの鍾乳洞は山奥にあり、細い道を何時間も運転してようやく辿り着くような場所にあります。しかしここは、磐越自動車道の田村スマートICから車で約15分。主要道路からダイレクトにアクセスできる鍾乳洞なんです」
そんな特別なスポットを日常に持つ田村市。最後に、田村市へ移住を考えている人へ向けてメッセージをいただきました。
「田村市は、豊かな自然がしっかりと残っている一方で、生活に必要なインフラも一通り揃っている暮らしやすいまちです。これほど本格的な探検ができる鍾乳洞がすぐそばにある環境は滅多にありません。この身近さこそが、田村市で暮らす魅力の1つだと思います」

入水鍾乳洞管理事務所。チケットを購入し、事務所スタッフの方と注意事項を確認してから入洞します
入水鍾乳洞
住所:福島県田村市滝根町菅谷字大六89番地3 営業期間:年中無休 (※大雨や台風などの影響で洞内が増水した際は入洞規制を行う場合があります。) 受付時間:Aコース 8:30~16:30 / Bコース 8:30~15:30 利用料金:詳細はこちら(現金のみ) 電話:0247-78-3393(入水鍾乳洞管理事務所) 駐車場:あり(駐車可能台数40台) HP:https://www.irimizu.com/ Instagram:https://www.instagram.com/irimizu_cave_01/ お問い合わせ:電話またはメールへ(info@irimizu.com)
この記事を読んで田村市での生活に興味を持った方、移住を検討している方は、お気軽にたむら移住相談室へご相談ください。
たむら移住相談室 Web:https://tamura-ijyu.jp/ 電話:050-5526-4583 メール:contact@tamura-ijyu.jp ※たむら移住相談室は株式会社ジェイアール東日本企画と(一社)Switchが共同で運営しております。
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