3.MRとMSの違いとは?
MRとMSは、どちらも医療機関と関わる営業職ですが、役割と業務範囲が大きく違います。
MR | MS | |
|---|---|---|
所属企業 | 製薬企業 | 医薬品卸売会社 |
主な役割 | 自社医薬品の情報提供と安全管理 | 医薬品の販売・価格交渉・供給管理 |
扱う商品 | 自社の医薬品のみ | 多くのメーカーの医薬品・医療機器 |
医療機関に対する価格交渉 | なし | あり |
違いの一例として挙げられるのが医療機関との価格交渉の有無です。MRは自社製品についての専門的な知識を提供しますが、価格交渉はおこないません。製薬企業の担当者だからこそ取り扱うことができる、より専門性に特化した情報の提供、収集、伝達、普及が主な役割となります。
一方、MSは医療機関に対する価格交渉や、自社で取り扱う商品の価格決定もおこないます。また、MSは診療所や調剤薬局の開業支援や、問い合わせ対応などのサポートをおこなうため、顧客の声を聞き取りやすい立場でもあります。
MRとMSは協力し合う関係
MRは、自社医薬品の特徴やデータをMSに伝えることで、MSが医療機関への提案をしやすくなります。一方、MSは営業活動で得た医療機関の声をMRにフィードバックし、より適切な情報提供につなげます。
医薬品卸の支店などでは、MRとMSが毎朝打ち合わせをおこなうこともあり、互いに連携しながら医療を支える営業職として活躍しています。
