さらに一度は一般就職するも、セクシー女優へと衝撃の転身を遂げた百合川みおりさん。
なぜ彼女はその道を選んだのか。家族の意外すぎる反応や、彼女が密かに抱く野望など、予測不能な波乱万丈の半生に迫ります。

◆芸能界デビューした理由は「イジメ」
――百合川さんはもともと、アイドル・グラドルとして活動していたんですよね。百合川みおり(以下 百合川):はい、15歳でジュニアアイドルとしての活動を始めて、その後「バクステ外神田一丁目」というグループの一期生になりました。
そのあとは、アイドルやグラドルをやりつつ舞台に出演したり、声優の養成所に通ったりしていましたね。
――もともと、芸能界に進みたいと考えていたんですか?
百合川:いえ、まったく。……実は、小・中とイジメが原因で不登校だったんです。
それで、学校に行けずにひとりで原宿に遊びに行っていたんですよ、ロリータファッションが好きだったので。当時の原宿にはスカウトさんがいっぱいいて、名刺を何枚ももらったんですね。
その名刺を机の引き出しに入れていたら、お母さんが見つけて。
「外に出るきっかけになるんじゃないか」と、いろいろな事務所に連絡したんです。それで、一番親切で親身になってくれた事務所に入りました。
◆激しいイジメに先生も助けてくれず……

百合川:声が変だから。声が高くて、ぶりっ子してるみたいでキモイって。
頭からカレーをかけられる、なんてこともありました。ずっと我慢していたんですけど、そんなことがあってさすがに親に話したんです。
――先生は助けてくれなかった?
百合川:親が校長先生や、担任の先生に話してくれました。でも「イジメなんてないですし、皆と仲良くできない、暗いアナタが悪いんじゃないですか」って。先生が家に来て、そう言われました。
――今なら大問題ですね。でも昔は、残念ながら問題が起こると揉み消そうとする学校が多かったです。
百合川:はい。そんなことがあって、親も「もう学校には行かなくていい」と言ってくれたので、基本は引きこもりでときどき原宿に行くって生活をしていました。
――そして芸能界デビュー。その選択は成功でしたか?
百合川:はい、大正解でした。イジメの原因にもなった声は、私にとってコンプレックスだったんです。でも芸能界は「その声も、君のキャラクターとしての強みだから」と受け入れてもらえる世界だったので、新しい環境に飛び込んで本当に良かったです。
もしデビューしていなかったら、今もまだ家に引きこもっていたかもしれません(笑)。

