■メリット3:自身のキャリアに有用な経験が積める
会計事務所の業務は、クライアントの経理代行や税務申告を代行するだけにとどまりません。
税務調査の立ち会いや社会保険事務、企業買収の実務をコーディネート(M&A)したり、経営計画を経営者とともに策定(コンサルティング)したり経営相談を受けたりと、実に多肢にわたるのです。
・AIに代替されない経験が積める
ここ数年、たびたび「会計税務はAIによってなくなる仕事だ」と言われてきました。
確かに、決算書類を作るために必要なデータ集計や入力は、AI活用によって減っていくことでしょう。実際、それらの業務はすでに多くの会計事務所でも導入されています。
しかし、出来上がった資料を元に会社の行く末を議論したり、相続の相談に来た相続人の話を聞いたり、「最適解ではないかもしれないが、数字で処理できない人の感情に寄り添うこと」は、AIに代替されません。
平たく言うと「コミュニケーション力が鍛えられる」ということですが、これはどの仕事をするにあたっても役に立つポータブルスキルになります。
大きなお金が動く場に立ち会うことが多い会計税務の現場では、伝え方一つで顧客の満足度や納得度も大きく変わってきます。専門的な知識を顧客に合わせたコミュニケーションで伝えることは、人でしか成しえない仕事であるはずです。
▶AI時代に税理士はどう働く?業務でのAI活用例やポイントを徹底解説
・日常生活にも役立つ
毎日の買い物で払う消費税、住んでいる地域の住民税、物件を持っている場合には固定資産税、資産を受け継いだ時の贈与税や相続税など、私たちは生活している中で様々な税金に触れています。
その中には、条件に関わらず一定の支払いがあるものもあれば、仕組みや制度を知っていれば節税出来るものもあります。例えば、金額を調整すれば非課税に出来る贈与税や相続税、ふるさと納税を活用すれば翌年の減額につながる住民税などです。
こういった情報は能動的に探しに行かないと知ることが出来ないものが多いですが、そもそも税金の種類を知らない・制度を知らないと、情報を探しに行くことすら思い至りません。
会計事務所で勤務するようになると、そういった身近な税金や保険に関する知識も自然と耳に入るようになります。いざ自分に住宅取得や相続という瞬間が訪れた際、何を確認したら良いか分かるだけでも大きな助けになります。
■おわりに
会計事務所と一口に言っても、その事業内容はさまざまです。自分の目指すキャリアに合わせて会計事務所を選び、職務に専念すれば、資格取得への道が開けたり、これからの人生を考えるきっかけにできたりするかもしれません。
経理の仕事をしてみたいけど、業界の違いや規模感の違いで決めきれず悩んでいるのであれば、様々な規模・業界に触れることが出来る会計事務所も、是非選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?
▶▶アカナビで求人を見てみる

