◆やる気と体力があれば誰でも稼げる特殊清掃
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仕事・特殊清掃
月に5現場を掛け持ちし月商300万円超
危険度は必ずしも高くないが、過酷さは他の追随を許さないかもしれない。それだけに稼げるとされているのが、孤独死や事件現場の清掃・原状回復を行う特殊清掃だ。
「例年7~9月はモノが腐りやすく、孤独死が発見されやすい時期。ハエが飛び交い、強い腐臭が溢れる現場だと、感染症のリスクが発生します。ハウスクリーニングから特殊清掃に進出する業者もいますが、臭いの除去やシミ取り、消毒、リペア作業には高い技術力が求められるため、高い報酬が期待できるのです」
こう話すのは首都圏を中心に特殊清掃事業を展開する武蔵野シンクタンクの塩田卓也代表だ。その特殊技能に加えて、現場のリフォームや相続書類の作成にまで対応するサービスで、月に1500万円以上の売り上げを上げている。
「365日・24時間対応を謳っているので、私の睡眠時間は一日2〜3時間で休日はゼロ。年間の孤独死件数は4万件を超えて、特に首都圏で増え続けているので、仕事はたくさんあります。だから、やる気と体力があれば、誰でも稼げる。未経験者でも、この業界では日当2万〜3万円で現場経験が積めて、すぐに月に50万円は稼げるようになる。建築・塗装・ハウスクリーニング経験者ならば、1年足らずで月100万円稼げます」
◆繁忙期の売り上げは月300万円超え
塩田氏の下で経験を積んで独立した足立早紀さん(仮名・60歳)も次のように話す。「産業廃棄物の処理を行う会社で働いていた際に遺品整理士認定協会の資格取得を勧められたことがきっかけで特殊清掃の世界を知りました。3年弱、塩田さんの下で修業させてもらい、52歳という年齢で自分の会社を立ち上げましたが、参入障壁が高く、まだ競合が少ない業界のせいか安定的に仕事をもらえています。夏の繁忙期は月の売り上げは300万円を超えるほど。アシスタントの人件費やガソリン代などを除いても100万円以上の手残りがあります」
足立さんは、「ひどく汚れた場所を綺麗にして、何もなかったかのように復元する過程が特殊清掃ならではの快感」と話す。

