「通気性はいいはずなのに、サンダルが臭う…」に共通している3つのパターン。その原因、実は足だけではなかった

「通気性はいいはずなのに、サンダルが臭う…」に共通している3つのパターン。その原因、実は足だけではなかった

◆臭くなるパターン③履きっぱなしで乾かしている

最後は構造というより履き方の問題なのですが、すべてのサンダルに共通します。

筆者は数年前までビルケンシュトックのサンダルを愛用していました。コルク底に天然皮革のフットベッドで、構造的には臭いにくいはずのモデルです。ところが家族から「足が臭い」と言われ、サンダルを嗅いでみると意外にもかなり臭っていました。

ビルケンシュトック
当時愛用していたビルケンシュトック「アリゾナ」。画像は公式HPより
原因は単純で、毎日のように同じ一足を履いていたこと。天然皮革は合成皮革より吸放湿性に優れていますが、それでも一日分の汗を完全に乾かすことはできません。湿ったまま翌日も履けば、汗や角質が蓄積し、細菌にとって絶好の繁殖環境になってしまいます。

ビルケンシュトックやアイランドスリッパのような天然皮革のサンダルでも、毎日履けば臭います。できれば2足をローテーションし、履いた後は風通しの良い場所でしっかり乾燥させる。それだけでも臭いはかなり抑えられます。

サンダルは「涼しい=臭わない」と思われがちですが、実際には汗の出口である足裏が直接触れるため、構造次第ではスニーカーや革靴なみに臭うこともあります。

デザインや履き心地だけではなく、「インソールが外せるか」「丸洗いできるか」「乾きやすいか」まで確認して選ぶだけで、夏の快適さは大きく変わります。今年サンダルを新調する予定がある方は、ぜひこの3点もチェックしてみてください。

<文/佐藤靖青>

【シューフィッター佐藤靖青】
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。著書『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』
配信元: 日刊SPA!

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