レンゲショウマを美しく撮影・観賞するコツ

下から覗き込むように撮るのがおすすめ
花が下を向いて咲くため、カメラを低い位置(ローアングル)に構えて、花の「顔」を写すのがポイント。開花前の、風船のように丸く膨らんだ玉のようなつぼみも愛らしいのでお見逃しなく!
シャッタースピードに注意
レンゲショウマは背が高く茎が細いので、少しの風にもゆらゆらと揺れやすい花。さらにレンゲショウマが咲く薄暗い林床では光が足りず、シャッタースピードが遅くなりやすいです。ぶれてしまう場合は、風がやむ瞬間を待つほか、一眼カメラではシャッター優先モードに設定し、1/250秒程度を目安にシャッタースピードを速めて撮影してみましょう。
事前に開花状況の確認を
レンゲショウマの開花は天候や気象条件に大きく左右されます。特に数株が咲くスポットの場合、せっかく訪れたのに咲いていなかった……という“空振り”を避けるためにも、事前に開花状況を確認するのがおすすめ。ホームページやSNSなどで開花状況を発信しているケースもあるので、ぜひチェックしましょう。
熱中症・虫よけ対策は万全に
7月下旬~8月の最も暑い時期の観賞になるため、帽子や水分補給は必須。また、林道を歩くことが多いため、歩きやすい靴や服装を選び、蚊などの虫よけ対策も忘れずに行います。
レンゲショウマを見に行く際の注意点

自生地や植栽に踏み込まない
レンゲショウマの群生地では、規制のためのロープなどが張られている場所が多いです。花を踏み荒らさないよう、ロープの中には足や撮影機材を入れず、指定された通路からのみ観賞しましょう。
三脚は使用不可の場所も
山道や散策路は狭いことが多く、事故やトラブル防止の観点から、三脚の使用が禁止されていることもあります。事前に使用の可否を確認し、ルールに則って撮影を楽しみましょう。
植物を傷つけない
レンゲショウマは東京都を含む複数の都県で絶滅危惧種に指定されている貴重な花。生育環境となる落葉広葉樹林の減少や、美しい花を咲かせることによる盗掘被害により数を減らしています。レンゲショウマの観賞スポットを訪れたら、目で見て写真に収めて楽しみましょう。レンゲショウマをはじめとする野草の花を摘み取ったり、苗を掘って持ち帰るなどは決してしないでください。
ペットを連れて行かない
保護地域ではペットを連れての入園が禁止されているところも多いので、事前にホームページなどで情報を確認するなど注意しましょう。
