AI一強相場に変化…米国株で始まった「セクター選別」――次の主役はどこか

AI一強相場に変化…米国株で始まった「セクター選別」――次の主役はどこか

情報技術セクター:調整局面入りも中長期テーマは健在

年初来の相場を主導してきた情報技術セクターは、6月に入り一部利益確定売りやボラティリティ上昇の影響から調整局面となりました。

しかしながら、AI関連需要を背景とした業績見通しは依然として堅調であり、資金フローの面でも引き続き市場内最大級の流入を維持しています。企業業績や利益改定動向も引き続き良好な水準にあることから、中長期的な成長シナリオは大きく変化していません。

一方で、バリュエーション水準や投資家ポジショニングの高さを踏まえると、今後はセクター全体への投資よりも、個別銘柄やサブセクターの選別がより重要になる局面と考えられます。

資本財・素材セクター:製造業回復が追い風に

資本財セクターおよび素材セクターは、製造業活動の改善を背景に良好なパフォーマンスを維持しています。

米ISM製造業関連指標やPMIの改善傾向が続いているほか、AI関連設備投資やインフラ投資需要も引き続き追い風となっています。特に資本財セクターは、業績モメンタム、利益見通し、テクニカル指標が総じて良好であり、中長期的な構造テーマの恩恵を受けやすい環境が継続しています。

また、両セクターとも資金流入が改善しており、景気循環の恩恵を受けるシクリカルセクターとして投資家の関心が高まっています。

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