「もっと私たちの暮らしに目を向けた制度にアップデート」
続く投稿では、「私自身は50年前の日本に重度障害者として生まれ、育ってきました」とし、自身について振り返った。
乙武さんは「多くの方にお世話になりましたが、成長過程における生活のケアは、主に専業主婦だった母が担ってくれました」といい、「人生の大切な時間を注いでくれた母には感謝しかありません」。
「しかし、いまの日本では専業主婦もずいぶん減ってきました」とし、「共働きやひとり親家庭において、どのように障害のある子の面倒を見ればいいのか。途方に暮れてしまっているご家庭も決して少なくないことと思います」と時代の変化にも触れた。
「こうした障害者福祉だけでなく、日本の制度は、いまだに『両親が揃っていること』『母は専業主婦であること』が前提となっているものが多く残置されています」と指摘し、「もっと現実に目を向け、もっと私たちの暮らしに目を向けた制度にアップデートされるよう、引き続き声を上げていきたいと思います」とつづっている。
乙武さんの投稿には、「親も歳をとる現実があるし、答えはなかなか見つからないな」「助け合いが当たり前な社会になってほしい」といった声が上がっている。