将来への不安で仕事も手につかず……男性を襲った「激しい後悔」
この失敗によって、男性の定年後の生活に向けた貯蓄計画は大幅に遅れてしまいます。「これからの数年間で失った分を取り戻さなければならないという重いプレッシャーがかかりました」と吐露する男性。

毎月の生活費の予算を見直さざるを得なくなり、趣味や娯楽に使えるお金を極端に削る生活になってしまったそうです。
200万を失った当時の心境について「定年前のこの大事な年齢になって、なぜあんなリスクのあるものに大金を投じてしまったのかと、激しい後悔と自己嫌悪でいっぱいでした」と、男性は明かします。
周りの同世代が着々と老後準備を進めているように見えて焦りが増し、将来に対する不安で仕事中も集中できなくなるほど落ち込んでしまいました。
プロへの相談でパニックから脱却!地道な資産形成の大切さを痛感
大きな損失を前にパニック状態に陥っていた男性。これ以上自己流でやって損失を広げないために、男性は大きな決断をします。
それは、該当の投資口座の解約と損切り。その後、中立的なアドバイスを求めて独立系のファイナンシャルプランナーの相談窓口を利用したそうです。

「定年までにいくら貯めるべきかという現実的なマネープランをイチから作り直してもらいました」と振り返る男性。
プロの視点で、解決に向けた行動を教えてもらったことで、その後の数年間でリカバーするための具体的な節約ポイントや、定年時にいくら手元に残せるかの見通しが立ったと言います。
失ったお金は戻らないものの、これからの働き方と貯蓄のペースが明確になったという男性。その結果、「精神的なパニック状態からは抜け出すことができました」と教えてくれました。
もし、投資を始めようと思ったその時に戻れるなら——。男性は「将来への焦りから、よく分からない投資信託やネットの情報に飛びつくような真似は絶対にしません」と断言。
さらに「定年までの残された期間を考えたら、まずは確実にお金を減らさない先取貯蓄や元本保証の定期預金を最優先にして、地道に資産を守る選択をします」と続けます。
トラブルを通して「老後への不安という心の隙を突かれて、一発逆転を狙うような運用の仕方をしてはいけないという痛烈な教訓を得ました」と男性。
現在は、不審なもうけ話には耳を貸さず「自分の働いた収入から少しずつ確実に貯めていく堅実さが一番の近道だと実感しています」と教えてくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年7月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
