「東野君ともう与太話ができないなんて、心残りが大きすぎる」
ミステリー作家など同業者らも、早すぎる別れを惜しんだ。
作家の井上夢人さんは、「一昨年の10月に江戸川乱歩賞受賞者たちの集まりでの写真が、東野圭吾君と撮った最後のものになりました」とし、東野さんとの思い出を振り返った。
「初めて会ったのは彼が江戸川乱歩賞を受賞したそのパーティの席上でしたが、それからしばらくして電話で長話をしたり、宮部みゆきさんと三人で与太話をするときに『筵旗(むしろばた)の会』なんてふざけた名前をつけて会ったりするようになりました。三人でミステリーの一揆をやろうなどとぶち上げた半分冗談、半分本気の集まりでした」
「その東野君ともう与太話ができないなんて、心残りが大きすぎる」と悲しみをあらわにした。
作家の綾辻行人さんは「東野圭吾さんの訃報に接し、絶句」と投稿。
25年3月のツーショット投稿を引用し、「昨年3月。東野さんとの最初で最後のツーショット。このときはまだまだお元気そうだったのですが。ご冥福をお祈りするばかりです」と故人を偲んだ。
作家の染井為人さんは、「東野圭吾さんのご逝去の報に接し、ただただ衝撃を受けています」とし、「つい先日の酒席、その場に東野さんの担当編集者がいたこともあり、『一番好きな東野圭吾作品は何か』という話題になりました。ぼくは悩んだ末、『時生』を挙げました。もちろん、ほかにもたくさんあります」と明かし、感謝をつづった。
作家で日本保守党の代表を務める百田尚樹参院議員も「マジかよ...東野圭吾さんは本当に才能ある作家だった。彼は物語とは何か、優れた文章とは何かを、知っている人だった」とした。